
カード買取サービスを初めて利用する
うまくできるか、緊張するな…
気をつけることは何だろう?
実際に利用した人の声を聞きたい
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、先日、生まれて初めてトレカの宅配買取サービスを利用しました。
いらなくなったカードは「捨てる」しかないと思っていた私にとって、「買い取ってもらう(=売る)」選択肢は、目からウロコでした。そんなサービスがあったとは…
このページでは、宅配買取サービスの利用時に「気をつけるべきこと」をまとめています。
網羅的にまとめたため、項目が多くなってしまいました。
今後の買取の流れをイメージしながら、ご覧ください。
カードの宅配買取で気をつけること・注意点

宅配買取サービスの利用時には、下記の点に気をつけましょう。
- おカネについて
- 梱包について
- 発送について
- カードについて
- 査定について
それぞれ、具体的に見ていきます。
おカネについて
はじめに、宅配買取サービスと「おカネ」について。
注意点は次のとおり。
- 送料は?
- 返送料は?
- 振込手数料は?
- 査定料は?
送料は?
カードを送る際に、「送料」がかかるか確認しておきましょう。
送料を負担するのは、利用者側か?買取サービス側か?
事前に、要チェックです。
返送料は?
査定結果に納得できない場合、カードを自宅に送り返してもらう(=返送してもらう)必要があります。
このとき「返送料」がかかるか、確認しておきましょう。
後々のトラブルを避けるため、大事なポイントです。
中には「返送料無料」の買取サービスも存在します。
振込手数料は?
カード売買の取引が成立したら、銀行口座におカネを振り込んでもらう必要があります。
このとき「振込手数料」がかかるか、確認しておきましょう。
中には「振込手数料無料」の買取サービスも存在します。
査定料は?
査定そのものに「手数料」がかかるか、確認しましょう。
「査定料無料」のサービスが多いとは思いますが…
念のため、確認をオススメします。
梱包について
次に梱包について。注意点は、下記のとおり。
- 梱包材の準備は?
- 梱包サイズは?
- きちんと固定・梱包する
梱包材の準備は?
梱包材を自分で準備する必要があるか、確認しましょう。
中には「梱包キット」「宅配キット」などの名称で、梱包材セットを提供してくれる業者も存在します。
その際、梱包材セットの提供が「有料」か「無料」か、あわせて確認しておきましょう。
梱包サイズは?
ダンボール等のサイズや重量に指定があるか、確認しましょう。
指定されたサイズを守らないと、余計な出費となったり、先方に届かなかったりする恐れがあります。
きちんと固定・梱包する
カードはダンボール等に、きちんと固定・梱包しましょう。
梱包がいい加減だと、運送業者に迷惑がかかったり、商品(カード)に傷がついて価値が下がったりする恐れがあります。
プチプチ(緩衝材)や新聞紙などの活用をオススメします。
「自分」や「買取業者さん」だけでなく、商品を運んでくれる「運送業者さん」にも配慮できると良いですね。
発送について
次に発送に関する注意点は、下記のとおり。
- 運送業者は?
- 発送方法は?
運送業者は?
運送業者が指定されているか、確認しましょう。
買取サービスによっては、特定の運送業者と提携している場合があります。
発送方法は?
「コンビニ持ち込み」や「自宅に集荷」など、発送方法が指定されているか、確認しましょう。
指定された発送方法を守らないと、送料が余計にかかってしまったり、運送業者に迷惑がかかったりする恐れがあります。
カードについて
売却するカードについて、注意点は次のとおり。
- 取り扱いカードについて
- 必要に応じて仕分け・整理する
- スリーブの着脱を確認する
取り扱いカードについて
買取対象となっている取扱カードを、あらかじめ確認しましょう。
「トレカ」と言っても、様々な種類があります。
取り扱っていないカードは、査定されずに処分されてしまうかもしれません。
必要に応じて仕分け・整理する
梱包する前に、必要に応じてカードを仕分け・整理しましょう。
「レア・ノーマル別」「カードの種類別」など、買取サービスによって仕分けの基準は様々です。
仕分けられていないカードは、査定してもらえない可能性もあります。
なお、中には「仕分け不要」で査定してくれる業者も存在します。
スリーブの着脱を確認する
カードのスリーブ(保護ケース)の着脱について、事前に確認しておきましょう。
買取サービスによって、「スリーブの着いたカードは査定しない」「スリーブは着けたままでもOK」など、スリーブの取り扱いは異なります。
スリーブを着けることで、査定直前までカードを保護できます。
傷つけたくない希少カードをどう送るべきか?要確認です。
査定について
最後に査定について。
下記の点に気をつけましょう。
- 個別に返送できる?
- 査定にかかる時間の目安は?
- 減額の基準は?
個別に返送できる?
カードの個別返送に対応しているか、確認しましょう。
査定結果に不満だった場合、カードを返送してもらうことになります。
そのとき、
- 「すべてのカードを一括返送」のみ対応
- 「一部のカードだけ返送」にも対応
など、返送の基準は買取サービスによって異なります。
後々のトラブルを避けるためにも、個別返送について確認しておくと良いでしょう。
査定にかかる時間の目安は?
査定にどのくらいの時間がかかるか、確認しておきましょう。
買取サービスによって、
- 査定のスピードを重視
- 1枚1枚、丁寧な査定を重視
など、特徴は異なります。
「自分はどんなサービスを求めているのか?」「査定には何日程度かかるのか?」を明確にしておくと、ゆったりした気持ちで査定結果を待てます。
減額の基準は?
減額の基準がどうなっているか、確認しておきましょう。
個人的に宅配買取では、希望の値で売れるケースは稀だと思っています。
納得感を持ってカード売買を成立させるために、減額査定の基準や要素を把握しておくことが大切です。
減額基準が公表されているサービスを選べば、「売り手 ⇔ 買い手」の間で、ミスマッチ予防になるのではないでしょうか。
とはいえ、時価や需給、カードの状態など、査定にからむ要因は複合的なので、難しいとは思いますが…。
国民生活センターでは、宅配買取サービスについて、次のアドバイスをしています。
(1)宅配買い取りに向く商品と向かない商品があります
「宅配買い取り」は商品の持ち込みなどの手間がなく手軽であり、「処分したいが廃棄するのはもったいない」商品の処分や査定には便利な取引方法です。ただ一方で、思い入れの強いものや、自分が売りたい価格が決まっているものには不向きと思われます。
宅配買い取りサービスのトラブルが増加しています!|独立行政法人 国民生活センター より引用
宅配買取サービスを納得して利用するには、(変な話ですが、)期待しないスタンスも必要かもしれませんね。
カードの宅配買取で気をつけること・注意点|まとめ

宅配買取サービス利用時の、注意点について見てきました。
長かったですね…お疲れさまでした。m(_ _)m
何にせよ、不明点は、買取サービス業者さんに直接問い合わせて確認しましょう。
またSNS等で、利用者のリアルな声を見てみるのも良いですね。
カード買取では、私たちは「買取サービス利用者」であると同時に「売り手」にもなります。
「お客様」の精神で「至れり尽くせりは当たり前」と思っていると、色々と危ういかもしれません。
お互いに納得して取引を終えるために。
「責任感」や「売買契約当事者の自覚」を持ちましょう。