
キーボードほしい…
Chromebook対応の外付けキーボードってないかな?できれば有線接続の。
実際に、Chromebookで外付けキーボードを使っている人の話を聞きたい
こういった疑問に答えます。
- Chromebook対応の外付けキーボードを買う意義について
- 筆者が購入した外付けキーボードの気になる点
- おすすめの人・向いていない人
この記事を書いている私は、Chromebookを600日以上使っています。
Chromebook、素晴らしいデバイスですよね。
もはや一般的なノートPCではなく「Chromebookを使いたい」といった欲求すら、私は持っています。
ただ悲しいかな、Chromebookはマイナーな存在です。
Chromebook(Chrome OS)に対応した周辺機器って、まだまだ少ないのが現実ですよね…。
「Chrome OS対応のキーボードなんて売ってないよな…」と半ば諦めつつネットで探したところ、なんと発見しました。

正真正銘、Chrome OS対応の外付けキーボードです。

最上段には、見慣れたアイコンのファンクション・キーが並んでいます。

もちろん左端には、虫眼鏡アイコンの検索キー(Everything Button)も完備。やったぜ。
このページでは、私が購入したChrome OS対応の有線外付けキーボード「Acer DK.USB1P.00U」について言及します。
実際の使用感だけでなく、「そもそも買う必要あるの?」といった根本的な部分まで見ていきますね。
外付けキーボードを探しているあなたの、参考になれば幸いです。
Chromebook対応の有線外付けキーボードを買う意義

有線USB接続の外付けキーボード、Acer DK.USB1P.00U。
Chromebookに対応した外付けキーボードなんて、わざわざ買う必要があるのでしょうか?
Acer DK.USB1P.00Uを買う意義は、次の2点かなと思います。
- 時間を買う
- 快適さに投資する
順に見ていきましょう。
時間を買う
Acer DK.USB1P.00Uの購入は、時間を買うことを意味します。
手前味噌ですが、私はできます。
2〜3ヶ月ほど特訓して、20代半ばにタッチタイピングを習得しました。
しかしいまだに、キーボード上段の数字キーはノールックでタイピングできません。
数字を打ち込む際は、常に「チラッ」とキーボードを盗み見ています。
PC作業では、数字入力の機会が意外とあります。
Chromebookの場合は、電源を入れてログインする度に、パスワードで数字を入力しますよね。
数字入力の度にキーボードに目を落とすのは、ハッキリ言って時間のムダです。
作業や思考が「ブツッ」と中断され、生産性が下がります。
私自身そのストレスを感じながら、これまでChromebookを使ってきました…。
せっかく爆速で動くChromebookを使うのなら、作業効率にこだわりたいですよね?
Acer DK.USB1P.00Uには、右側に数字入力用のテンキーが備わっています。

テンキーを使えば、数字入力にかかる時間は大幅に短縮されます。
「5キー」に目印(凹凸)があるので、テンキーのタッチタイピングも可能です。
電卓を自在に扱える人は、特にこの利便性がお分かりになるかと。
さらにテンキーのおかげで、
- 全角数字は、キーボード上段の数字キーで入力
- 半角数字は、テンキーの数字キーで入力
こんな使い分けもできます。
テンキーの有無だけで、作業効率はまったく変わってきますね。
Acer DK.USB1P.00Uを買うことは、時間を買うことを意味します。
片手でサクサク数字を入力して、日々の可処分時間を増やしましょう。

なるほどー
でも「外付けテンキー」を用意すればOKだよね
わざわざ「テンキー付きのキーボード」を買う必要はないのでは?
そうですね。
たしかに「外付けテンキー」でも、先ほどの話には対応できます。
Acer DK.USB1P.00Uを買う意義は、もう一つあります。快適さへの投資です。
快適さに投資する
外付けキーボード・Acer DK.USB1P.00Uの購入は、快適さへの投資を意味します。
そもそもChromebook(≒ノートPC)には、最初からキーボードが一体的に付いています。
わざわざ外付けキーボードを買わなくても、問題なくPC作業はできるでしょう。
さらにあなたは、「Chrome OS向けの」キーボードを探していますよね?
ここまで来ると、もはやマニアの域かもしれません。笑
あなただけでなく、私もマニアです。
そんなChromebookマニアの私は、外付けキーボードによって確実に快適さが増しました。
まず何よりも、姿勢が改善されました。
ディスプレイとキーボードが、物理的に離れたためです。

私の作業環境は、上図のとおり。
猫背でのぞき込むような姿勢だったのが、今では自然と背筋を伸ばして作業しています。
さらに、目の疲れが和らいだ感覚もあります。
背筋が伸びて、ディスプレイと目の間に距離ができたためですね。
Acer DK.USB1P.00Uのおかげで、長い時間Chromebookを触っても疲れにくく、快適に作業できるようになりました。
- 作業生産性を高めて、日々の自由時間を増やしたい
- 快適さに投資して、のびのびとChromebookを操作したい
こんな人は、Acer DK.USB1P.00Uにぴったりだと思いますよ。
Chromebook対応の有線外付けキーボード|購入前の注意点

買ってよかったAcer DK.USB1P.00Uですが、実際に使ってみると、気になる点もありました。
購入前にチェックしておきましょう。
- 打鍵音
- 英語キーボード
- 有線USB接続
打鍵音
個人的に打鍵音が、ちょっと気になります。
タイピングの際、キーを叩くと「カチャカチャ」と甲高い音が鳴ります。
個人的には脳天に響く感覚が、ちょっとうるさいなと感じます…。
音に過敏な私には、Acer DK.USB1P.00Uの打鍵音は「ちょっと気になるなぁ…」と感じます。
同時に、「あまり気にしない人なら、このくらい気にならないかな」とも思っています。参考までに。m(_ _)m
最初はうるさかった打鍵音ですが、2ヶ月ほどキーボードを使い続けて、だんだん慣れてきました。笑
エアコンを稼働させながらキーを叩けば、エアコンの稼働音に紛れて、打鍵音はほとんど気になりません。
英語キーボード
Acer DK.USB1P.00Uは、英語キーボードです。
ひらがなは印字されておらず、日本語キーボードとは記号の配置も異なるのでご注意ください。
英語キーボードを触ったことがない人は、壁を感じるかもしれません。
買ってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないように、英語キーボードである事実をお忘れなく。m(_ _)m
英語キーボードに慣れるまで、私は1ヶ月ほどかかりました。
慣れてしまえば、英語キーボードは優秀です。
記号の配置が合理的なので。
キー配列を指が覚えるまでの1ヶ月は、ちょっと我慢して頑張ってください。
慣れればあなたも、すいすいタイピングできるようになりますよ。
有線USB接続
Acer DK.USB1P.00Uは、有線USB接続です。
USBケーブルのせいで、どうしても見た目はゴチャッとします…。
でも「見た目」のデメリットよりも、
- 入力の安定性
- 反応速度の早さ
これらメリットのほうが、余裕で勝るかなと。
見た目にこだわる人には、Acer DK.USB1P.00Uは向かないでしょう。
機能重視の現実的なタイプの人にこそ、合うと思います。
なお、必要な人は、あわせてUSBハブを準備しましょう。

私は↑のUSBハブを買って、ChromebookのUSBポートを増設しました。

こんな感じ。
こちらのUSBハブは、「Chromebook対応」と明記はされていません。
それでも私の環境(Lenovo Chromebook S330)では問題なく動作していることを、報告しておきます。
安くてコンパクトで、お気に入りです。(-ω-)
Chromebook対応の有線外付けキーボード|まとめ

Chrome OS対応の有線外付けキーボード・Acer DK.USB1P.00Uには、次の魅力があります。
- Chromebook作業の生産性が高まり、日々に時間のゆとりができる
- 姿勢の改善、目の疲れの軽減など、Chromebook作業の快適さが増す
他方、実際に使ってみると、次の点が気になりました。
- 甲高い打鍵音
- 英語キーボードの配列
- 有線ケーブルによる、ごちゃついた見た目
この辺りを「OK!」と思える人には、Acer DK.USB1P.00Uはおすすめです。
縁の下の力持ちとして、優秀なパートナーとなってくれますよ。
Chromebook対応の外付けキーボード。
日本で気軽に購入できる製品は限られています。
品薄で入手困難となる前に、早めにゲットしておきましょう。
それでは、充実したChromebookライフを!

外付けキーボードを導入してから、「タッチパッドで気軽に横スクロールできないなぁ…」と不便に思っていたのですが、キーボード・ショートカットで代用できました。
shift + マウスホイール で、左右にスクロール可能です。
ストレスが激減して超快適。もっと早く知りたかった…笑