
Chromebook、そろそろ2台目がほしい。
今使ってるChromebookよりも、少しだけ高性能な8GBメモリがいいな。
8GBメモリのChromebookで、おすすめの製品を知りたい。
こういった疑問に答えます。
- Chromebookの8GBメモリの必要性を考えます
- 筆者おすすめの、8GBメモリのChromebookをご紹介します
この記事を書いている私は、Chromebookを500日以上使っています。
長くChromebookを使っていると、「そろそろ新しいChromebookを…」と、欲が出てきますよね。笑
このページでは、そんな欲張りさん(私です)のために、おすすめのChromebook製品をまとめました。
「2台目のChromebook」という想定で、8GBメモリの製品に限定して紹介していきます。
見比べていると「どれもいいなぁ…」と感じましたが、厳選して3つ(+1つ)に絞りました。
はじめに、8GBメモリの必要性について考えてみましょう。
Chromebookのメモリは8GBも必要なのか?

Chromebookのメモリは、8GBも必要なのでしょうか?
これは、使い方によると思います。
私は4GBメモリのChromebookを、1年半以上使っています。
用途としては、ブラウジングや文章作成、ブログ運営などが中心。
初めてのChromebookだったので、さほどスペックは求めていませんでした。
4GBメモリでも、さすがChromebook。
起動は爆速で、基本的にサクサク軽快に動いてくれます。
ただ作業していて、メモリ不足が気になる場面も、正直あります。
- Googleスプレッドシート
- 画像編集
- Googleアナリティクスなどの分析
この辺り。
4GBのChromebookでも、上記作業は不可能じゃありません。
しかし、どうしても、モタツキやラグは感じてしまいます。
時間にして数秒程度かもしれませんが、いつもモッサリなので、やはりこの数秒は大きいかと。
また、2021年現在のChromebookは、初期の頃と比べるとかなり進化しています。
- Androidアプリを使える
- Linuxを使える
- ParallelsでWindowsを使える(※一部の高級機のみ)
上記のとおり。
人によってはChromebookで、こういった機能をガンガン使いたいと思います。
そんなときにメモリ容量が足りないと、もし使えたとしても、ちょっとストレスが溜まるかも…(・・;)
以上から、より快適な作業を追い求めれば、8GBメモリが必要になるケースも珍しくないと思います。

8GBメモリのChromebookを選ぶくらいなら、
Windows PCを買えば良いのでは?
そうですね。
8GBクラスのChromebookにもなると、同じ価格帯のWindows ノートPCを買えるかもしれません。
「Windows PCが買えるのに、わざわざなんでChromebook?」と感じる人もいるでしょう。
とはいえ、「できないこと」が多い、言い換えると「できること」が限られているChromebookには、ある種の魅力が存在します。Chromebookに魅入られた人(私です)は、2台目(2代目)に、8GBメモリに手を出すのもアリだと思いますよ。
…まんまとGoogleさんの戦略にハマっている気がしますが、まぁ気にしません。ホレた私が悪いのですから。笑
ということで、8GBメモリのChromebookについて、製品を具体的に見ていきましょう。
8GBのおすすめChromebook3選

8GBメモリのChromebookの中から、3つの製品を厳選しました。
- Acer Chromebook 712
- HP Chromebook x360 14b
- ASUS Chromebook Flip CM5
順に見ていきます。
Acer Chromebook 712
1つ目は、Acer Chromebook 712。
12型画面の、コンパクトで持ち運びやすい製品です。
Acer Chromebook 712の画面のアスペクト比(横:縦)は、3:2。
一般的な16:9の比率と比べて、「縦に長い作り」の画面です。
この3:2の画面比率は、ネット検索で情報収集する際に本領を発揮します。
さらに、Wi-Fi 6にも対応。
Wi-Fi 6の通信環境が整っていれば、Chromebookの真骨頂 ”クラウド活用” が、余すところなく発揮されます。
バッテリー駆動時間は、約 12時間。
大容量なので、外出先でも安心です。
注意点として、画面は360°回転に対応していません。
画面タッチ機能は搭載されているものの、タブレット感覚で使えないのは残念。
また、Acer Chromebook 712には2種類のモデルが用意されていて、
- C871T-A38P
- C871T-A38N
上記のとおりです。
違いはストレージ(記憶装置)容量で、
- 末尾が ”P” の「C871T-A38P」は、64GBストレージ
- 末尾が ”N” の「C871T-A38N」は、32GBストレージ
こんな違いがあります。
間違えやすいので、購入前にはお気をつけください。m(_ _)m
机での作業に疲れたら、ソファにゆったりと座りながら、ヒザの上にのせて。
気分を変えるため、喫茶店に持ち込んでも良いですね。
価格もお手頃なAcer Chromebook 712は、コンパクトな8GBメモリの一台を探している人におすすめです。

HP Chromebook x360 14b
つづいて、HP Chromebook x360 14b。
個人的に、性能のバランス感覚に優れた製品といった印象を抱いています。
画面サイズは14型で、16:9の比率。
また画面は、360°回転します。
クルッと回すだけで、ノートPCがタブレットに早変わり。
「コンバーチブル」「2in1」と呼ばれるタイプの、多機能型Chromebookですね。
キッチンで、ソファで、寝室で。
お好みの角度に変えるだけで、あらゆるシーンにフィットするでしょう。
私の愛機・Lenovo Chromebook S330も、HP Chromebook x360 14bと同じ、1.5 kg。
個人的に不便は感じませんが、1kg未満の重さに慣れている人からすると、ちょっと重量感を覚えるかもしれませんね。
またHP Chromebook x360 14bシリーズも、2種類のモデルが発売されています。
- HP Chromebook x360 14b-ca0000TU
- HP Chromebook x360 14b-ca0019TU
上記のとおり。
この2種類の違いはプロセッサー(CPU)で、
HP Chromebook x360 14b-ca0000TU | HP Chromebook x360 14b-ca0019TU |
---|---|
インテル Pentium Silver N5000 (1.10GHz-2.70GHz, キャッシュ 4MB) | インテル Pentium Silver N5030 (1.10GHz-3.10GHz, キャッシュ 4MB) |
こんな違いがあります。
2021年8月4日現在、HP Chromebook x360 14b-ca0019TUは、HP公式ストアにて大幅に値引きされています。
「8GBメモリ × 360°回転するChromebook」を探している人は、セール中におトクに入手してしまいましょう。

ASUS Chromebook Flip CM5
3つ目は、ASUS Chromebook Flip CM5(CM5500)。
ASUS Chromebook Flip CM5の特徴は、ハイスペック。この一言に尽きます。
画面サイズは15.6型で、ストレージ(記憶装置)容量はなんと256GBです。
64GBストレージが標準的なChromebookにおいて、これは驚きの大容量。
CPUは、AMD Ryzen 5。
バッテリー駆動時間は、約 11.1時間。
Wi-Fi 6の他に、USIスタイラスペンにも対応しています。
音響にもこだわっており、画面の360°回転も可能で…
ちょっともう、お腹いっぱいですね。(;´Д`)
グレア加工には、自分の顔や背中越しの風景が、画面に映り込みやすい特徴があります。
発色の鮮やかさに優れる一方で、ギラギラした画面によって、長時間の使用では目が疲れるかも。
ただ、グレア・ノングレア加工の違いは一長一短で、優劣がつけられません。
グレア加工による鮮やかな発色によって、ドラマやYouTube動画は美しい映像を楽しめますから。ここは、目的・用途次第かなと。
あとは、約 1.96kgの重さも見逃せません。
360°回転するコンバーチブルタイプではあるものの、2kg弱の重さとなると、持ち運びは大変です。
まぁこれも、ハイスペックを追究した代償ですね。

ハイスペックでスゴいな
でも、お高いんでしょう?
と思いきや、価格は7万円台に抑えられています。
これだけ ”てんこ盛り” の性能なので、軽く10万円は超えると思いましたが…ちょっとビックリ。
クリエイティブな仕事に使ったり、ゲームや音楽の世界に没頭したり。
高性能なChromebookを存分に楽しみたい人に、ASUS Chromebook Flip CM5はおすすめです。

※もう一つだけ、すみません
すみません。
「3選」と言いながら、どうしても紹介したい製品が、もう一つだけあります。m(_ _)m
2021年11月。
ついに、日本国内メーカーからChromebookが発売されました。
これまでChromebookというと中国や台湾がリードしてきた印象ですが、ここへ来て日本も名乗りを上げましたね。富士通さん、やってくれました。
インテル製CPUは、Core i3の11世代と高性能。
14型ワイドの、ゆとりあるディスプレイ。
快適に動作するSSDストレージは、128GBの余裕があります。
そしてもちろん、8GBメモリです。
左側面に備えられたHDMI端子も要チェック。
地味ですが、外部ディスプレイ接続時にありがたい仕様ですね。
さらにキーボードの打鍵感にも、こだわりがある模様。
私自身Chromebookの前は、富士通製のWindows PC(LIFEBOOK)を7年以上使っていました。
たしかに気持ちよくタイピングできて、丈夫な作りだと思います。
…というか10年経ったいまだに、OSをCloudReadyに入れ替えて、現役で使用中です。
なお、キーボードを回転させたり、取り外したりはできません。
スタンダードな ”ノートPCタイプ” のChromebookです。
日本人Chromebookユーザーとして、FMV Chromebook 14F を見過ごすわけにはいかず。
”3選” と言いながら、最後にご紹介した次第です。m(_ _)m

8GBのおすすめChromebook|まとめ

Chrome OSに慣れてきたら、ちょっとだけリッチなChromebookもアリだと思いますよ。
やはり性能差は、日々の作業効率にダイレクトに影響を与えますので。
こだわりを持って、充実したChromebookライフを送りましょう。