
Chromebookを買おうか迷ってる。
ChromebookはAndroidアプリも使えるんだ。
嬉しいけど、あまり良い評判は聞かないなぁ。
Chromebookユーザーさん、Androidアプリの使い勝手は実際どう?
こういった疑問に答えます。
- Chromebook上でのAndroidアプリの使い勝手
- Chromebookの真価を発揮する使い方
- 失敗しないChromebook選びのポイント
Chromebookには、Androidアプリに対応したモデル、対応していないモデルがあります。
この記事を書いている私は、対応モデルであるLenovo Chromebook S330を2020年1月に購入し、ChromebookでAndroidアプリを使っています。
結論から言うと、Androidアプリの使い勝手はイマイチです。
このページでは前半で「なぜイマイチなのか」「どんな不便を感じるか」などAndroidアプリの使い勝手に言及します。
後半は、Chromebookの活用法や選び方のポイントに触れます。
Androidアプリの使用感はビミョーですが、Chromebook自体はよくできたマシンですよ。
Chromebook上でのAndroidアプリの使い勝手はイマイチ

繰り返しになりますが、ChromebookにおけるAndroidアプリの使い勝手はイマイチです。
Chromebook購入を検討している人からすると、いきなりマジかよ!って感じですよね…
イマイチな原因は、Chromebookがパソコンだからだと私は考えています。
どういうことか、詳しく説明しますね。
Chromebookはあくまでパソコン
Chromebookはパソコンです。
「当たり前だろ」と言われてしまいそうですが、スマホでもタブレットでもなく、Chrome OSを搭載したパソコンという意味合いですね。
パソコンですから、入力手段はタッチ操作ではなく、キーボード・マウスとなります。
対してAndroidアプリは、スマホ・タブレット上での動作を目的に開発されます。
スマホ・タブレットなので、入力手段はタッチ操作ですね。
志向 | OS | 入力 | |
---|---|---|---|
Chromebook | パソコン | Chrome OS | キーボード・マウス |
Androidアプリ | スマホ・タブレット | Android | タッチ操作 |
上表から分かるように、「Chromebook」と「Androidアプリ」には様々な違いがあります。
「ChromebookでAndroidアプリを使う」とは、様々な違いのある制約の中で、異なる性質の2つのものを使うことに他なりません。
つまり、無理やり使っているわけですね。
無理やり使えば、不具合も生じます。
Chromebookはあくまでパソコンであり、AndroidアプリとOSや入力方式などが異なるため、使い勝手がイマイチになるのかなーと私は考えています。
具体的には、操作感覚の違いが気になってしまいます。
操作感覚の違い
ChromebookでAndroidアプリを使うと、スマホのような直感的な操作ができません。
先程チラッと触れた通り、Chromebookは基本的にマウス・キーボード入力です。
ChromebookでAndroidアプリを使うには常にカーソルを合わせる操作をしなければならず、これにちょっとしたストレスを感じます。
スマホなら1回タップするだけで済むことを知っているだけに、相対的に「Chromebookだと使いにくいなぁ」と感じてしまうんですね。
もしかしたら私たちユーザーが、スマホの便利さに慣れ過ぎたのかもしれません。
あるいは、ジョブズの偉大さにひれ伏すばかりです。
また全てのAndroidアプリが、Chromebookで使えるわけではありません。
タッチ入力しか想定されていないアプリや、画面がうまく表示されないアプリなどは、全く使えないこともあります。
この辺りは「Chromebook」と「個別のアプリ」における相性の問題ですね。
以上のようにChromebookでAndroidアプリを使う場合は、直感的に操作できないデメリットがあります。
そうなると「タッチ対応モデルなら使いやすいの?」と疑問に思うかもしれません。
タッチ操作に対応したChromebookにおけるAndroidアプリの使い勝手は…すみません、私には分かりません。
タッチ対応モデルを触ったことがないので。
あくまで想像ですが、タッチ対応モデルは非対応モデルよりは使いやすいでしょう。
ただし前述した通り、全てのAndroidアプリが使えるわけではないですし、アプリとの相性の問題もあります。
「タッチ対応Chromebookで、バリバリAndroidアプリを使うぞ!」とは考えない方が良いと思います。
実際に触ったことがないので、煮え切らない表現になってしまいました・・・すみませんm(_ _)m
Chromebookの真価
費用を抑えてタッチ非対応のChromebookを買おうとしている人は、Androidアプリが使いにくい・使えないと聞かされてショックだったかもしれません。
ですがChromebookは、クラウドサービスの活用によって真価を発揮します。
そもそもアプリやソフトのインストールは、Chromebook本来の使い方じゃないんですね。
Windowsパソコンに慣れている人は、クラウドサービスへの移行に不安や抵抗感があると思います。
私自身「ホントに大丈夫かな…」と不安でしたから。
でも実際に使いはじめたら、思っていたよりずっと快適でした。
移行段階では様々なクラウドサービスを比較しながら試す手間もかかりますが、その手間もけっこう楽しいものですよ。
今では「もう一台Chromebookほしいな」と思っているくらいです。
たしかにChromebookは、Androidアプリの使用感はイマイチで、Windowsソフトも使えません。
しかし今の時代、クラウドサービスが充実しています。
Googleも、各種クラウドサービスを用意してくれています。
何かができなくて困った時でも、探してみれば代わりとなるクラウドサービスが見つかるでしょう。
見つからない場合、Linuxアプリを利用する奥の手もありますし。
約1年Chromebookを実際に使ってみて、Androidアプリが使えるかどうかはChromebook購入に際してそこまで大きな問題ではない、というのが私の個人的な感覚です。

それでも、Chromebookで特定のAndroidアプリを使いたい…
どうしてもChromebookで使いたいアプリがある場合は、Chromebook購入前にネットでしっかりリサーチしましょう。
「Chromebook アプリ名」で検索すれば、ネット上に情報が転がってるかも。
めぼしい情報がなくてChromebookをあきらめる場合、代わりにAndroidタブレットはどうでしょう?
Chromebookとは別物ですが、大画面でAndroidアプリを楽しめますよ。
Chromebook上でのAndroidアプリの使い勝手は、決して良いとは言えません。
Chromebookではクラウドサービスの利用を基本に考えて、使いたいAndroidアプリが使えたらラッキー程度に思っておきましょう。
Androidアプリの使い勝手はChromebookの今後に期待

ページの内容をまとめます。
- ChromebookにおけるAndroidアプリの使い勝手はイマイチ
- タッチ非対応モデルでは直感的に操作できない
- OSの違いからそもそも使えないアプリもある
- Chromebookの活用にはクラウドサービスが欠かせない
- ChromebookのAndroidアプリは”おまけ”くらいに考えておく
失敗しないChromebook選びのために大切なのは、目的意識を持つことです。
- パソコンを買って何をしたいのか?
- パソコンに何を求めるのか?
買う前に目的を詰めておくと、多少使いにくい点があっても買ってから後悔しません。
まずはメモアプリや大学ノートを開いて、Chromebookで何をしたいか書き出しましょう。
文字にして書き出すと、頭の中が整理されたり、自分の思いを再確認できたりするのでオススメですよ。
Chromebookが好きなので、やや推し気味の内容になってしまいました。
Windows・Macと一線を画すChromebook。
当ブログではChromebook情報を扱っています。よかったらChromebook選びの参考にしてください。→Chromebook情報をもっと見る