
ChromebookでCapsLockを解除したい
CapsLockをオンにして、大文字入力を固定したい
…そもそもChromebookで、CapsLockの位置にあるキーって何?
こういった疑問に答えます。
- ChromebookでCapsLockのオン⇔オフを切り替える方法
- CapsLockを使わずに大文字入力する方法
- CapsLockの位置にあるキーについて
ChromebookでCapsLockのオン⇔オフを切り替える

ChromebookでCapsLockをオンにする方法は、下記のとおりです。

alt + 検索キー
Chromebookには、Windowsのような独立したCapsLockキーがありません。ChromebookでCapsLock機能をオンにしたいときは、alt + 検索キー を入力しましょう。
CapsLockを有効にすると、シェルフの隅に、次のメッセージが表示されます。


これでCapsLockがオンになったんだ…
あれ?なんでシェルフが縦になってるの?
よく気づきましたね。
Chromebookのシェルフは、画面の左・右に設置したり、webページのショートカットを作れたりと、わりと自由にイジれます。
詳細は、下記のページをご覧ください。
シェルフをカスタマイズすると、日々の作業効率がグンとアップしますよ。
話をもどします。
有効化したCapsLockを解除するには、もう一度 alt + 検索キー を入力します。
誤ってCapsLockがオンになってしまった人は、alt + 検索キー を押しましょう。
ChromebookでCapsLockを使わずに大文字入力する

パソコンで英字を大文字入力するには、先ほどのCapsLock機能を使う方法が一般的ですよね。
けれどChromebookでは、CapsLock機能を使わないで英字を大文字入力できます。ボリューム大キーを使う方法です。
ボリューム大キーで大文字入力する
ボリューム大キーを活用すれば、英字を大文字で入力できます。
ボリューム大キーの位置は、電源キーの隣です。

では、具体的なやり方を見ていきましょう。
キーボードで「chromeぼおk」と入力してください。ここでenterキーで確定する前に、ボリューム大キーを押します。すると「chromeぼおk」が、半角英字に変換されます。
入力 | コマンド | 出力 |
chromeぼおk | ボリューム大キーを叩く | chromebook |
ボリューム大キーを叩く(2回目) | CHROMEBOOK | |
ボリューム大キーを叩く(3回目) | Chromebook |
上記のとおり。
ボリューム大キーを2回押せば、「CHROMEBOOK」に変換できるのです。
Chromebookの文字変換について詳しくは、下記のページをご覧ください。カタカナ変換のやり方など、画像とともにわかりやすく解説しています。
以上のようにChromebookでは、ボリューム大キーでも大文字入力は可能です。
ただし、ボリューム大キーのやり方だと、スペースを含んだ文(英文)は大文字にできません。スペースキーを押すと、漢字などに変換されてしまうためです。
英文すべてを大文字で入力したい場合は、素直に CapsLock = alt + 検索キー を使いましょう。
ChromebookでCapsLockの位置にあるキーについて

Chromebookのキーボードには、Windowsの「CapsLockキー」がありません。代わりに、こんなキーが配置されています。

先ほど便宜的に「検索キー」と説明しましたが、こちらのキーの正式名称は、”Everything Button”です。
All Chromebooks are equipped with the Everything Button. It’s one button that can help you find your things fast.
すべてのChromebookにはEverything Buttonが備わっています。あなたの探しものを素早く見つけるボタンです。
Get to know the Everything Button on Chromebooks (AKA the “Launcher”) – Chromebook Communityより引用
上記のとおり。
このEverything Button、名前負けしないくらい色んなコトができます。
たとえば Everything Button を単体で押すと、検索バーが表示されます。
検索バーでは、デバイスやアプリ、設定、ウェブ上の情報の、一括検索が可能です。
また shift + Everything Button で、ランチャー画面が開きます。
Chromebookのランチャーについて詳しくは、【Chromebook】ランチャーカスタマイズのコツ【基礎と応用】をご覧ください。
これだけでも高機能ですが、さらにEverything Button は、様々なキーボード・ショートカットのトリガーとしても働きます。
コマンド | 機能 | |
Everything Button + | backspace | Delete |
A | Googleアシスタント | |
L | 画面ロック | |
alt | CapsLock | |
← | ページの先頭へ | |
→ | ページの最後へ | |
↑ | ページを上へスクロール | |
↓ | ページを下へスクロール |

代表的なショートカット・キーは、上記のとおり。
「AssistantのA」「LockのL」などと覚えると良いですね。
Chromebookを使いはじめたばかりの人は、一度にすべて覚えるのは大変です。まずは、よく使う(使いそうな)ショートカットだけ覚えておきましょう。
そしてChromebookに慣れてきたら、下記のページを参考に、他のキーボード・ショートカットにも挑戦してみてください。私もすべて記憶しているわけではありませんが、いくつか覚えるだけでも、操作スピードはグンと上がりますよ。
Everything Button を活用して、Chromebook作業の生産性を向上させましょう。
ChromebookでCapsLockを活用しよう

ページの内容をまとめます。
- ChromebookでCapsLockのオン⇔オフを切り替える方法
- alt + 検索キー
- Chromebookで英字を大文字で入力する方法
- CapsLock = alt + 検索キー
- ボリューム大キー
- 英字大文字入力のおすすめは、CapsLock = alt + 検索キー
- 虫眼鏡アイコンの検索キー、正式名称は”Everything Button”
- Everything Button は、様々なショートカット・キーのトリガーとして機能する
嫌われ者のCapsLockですが、たま〜に「英字を大文字で固定したい」場面に出くわします。なんだかんだ言っても便利だから、いまだに機能として残っているのだと思いますよ。
日の目を見ないCapsLockくんを、たまには労ってあげてください。