
Chromebookを買ったけど、思ったよりキー入力が独特だなぁ。
あれ、かな変換キーは?無変換キーはどこ?
Chromebookは、どうやって文字を変換すればいいの?
こういった疑問に答えます。
- Chromebookでローマ字⇔かなに切り替える方法
- 一発でカタカナ変換する方法
- キー割り当てをカスタマイズする方法
この記事を書いている私は、360日以上Chromebookを使用しています。
ずっとWindowsの日本語キーボードを使っていた私にとって、Chromebookも英字キーボードも初めてだったので、最初は分からないことだらけでした。
このページでは、Chromebookにおける変換キーの周辺情報をまとめています。
英字キーボードを前提にお話ししますが、日本語キーボードユーザーにも、お役立ち情報満載です。
最後までチェックしてキーボード変換をマスターし、Chromebookの作業効率を加速させましょう。
Chromebookの変換キーを詳解

Chromebookの変換キーについて、「ローマ字⇔かな切り替え」と「カタカナ変換」に分けて説明していきます。
ローマ字⇔かな切り替え
Chromebookのローマ字⇔かな切り替えは、ctrl + space です。
日本語キーボードには、左上に入力言語を切り替える「かな⇔英数キー」がありますが、英語キーボードにはそれがありません。
英語キーボードのChromebookでローマ字⇔かなを切り替えたいときは、ctrl + space のコマンドを使いましょう。
厳密には、shift + ctrl + space が「言語切り替え」みたいです。
ctrl + space は「前回使用していた言語に切り替えのコマンド」といった方が、適切ですね。

上表は、Chromebookヘルプページのスクショ画像です。
shift の有無で、機能が微妙に違うことが分かります。

上のように、3つ以上の言語を切り替えてキーボードを使う人は、shift + ctrl + spaceの方が扱いやすいでしょう。
「日本語と英語しか使わないよ」という人は、ctrl + spaceでも、特に問題ないと思います。
Chromebookのローマ字⇔かな切り替えは、(shift + )ctrl + spaceです。
カタカナ変換
Chromebookでカタカナ変換する方法は、下表のとおりです。

キーボード最上段のキーを使えば、一発でカタカナに変換できます。
ちなみに、その他の文字に変換する方法は、下表のとおり。

以上の文字変換について、実際のキーボード画像で確認します。

上図のとおり。
Chromebookを使いはじめた人は、がんばって慣れましょう。

でもやっぱり、以前使ってたキーボード配列のクセが抜けないなぁ…
そうですよね。
私もWindowsからChromebookに乗り換えて、最初はなかなか慣れませんでした。
そこで、一部のキー割り当てを変更する方法をご紹介します。
Chromebookの変換キーを変更する方法

Chromebookでは、次の手順でキーの割り当てを変更できます。
- シェルフの時刻付近をクリック
- 設定(歯車アイコン)をクリック
- 「デバイス」の「キーボード」をクリック
Chromebookの設定ページが開き、キーの割り当てを変更可能です。

画像からも分かりますが、割り当てを変更できるのは、次の7項目だけです。
- 検索
- Ctrl
- Alt
- Esc
- Backspace
- CapsLock
- 外部メタキー
例えば、ctrlキーとaltキーの割り当てを交換したとしましょう。
すると、ローマ字⇔かな切り替えは、デフォルトの「ctrl + space」から「alt + space」に変わります。
このとき、altキーはすべてctrlキーとして認識されます。
キー割り当ての変更は、他のショートカット・コマンドにも影響するので、注意が必要です。

一番下の外部メタキーって何?
Chromebookの外部メタキーは、WindowsのWindowsキー、MacのCommandキーと同じものです。
メタキーについて、Wikipediaでは次のように説明しています。
メタキー(英語: meta key)とは、一部のコンピュータのキーボードにある修飾キーである。(中略)主な用法は、コントロールキーと同じくメタキーを押しながら他のキーを押してコマンドを入力するために使用される。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
さらに修飾キーについて、IT用語辞典 e-Wordsでは次のように説明しています。
修飾キーとは、キーボードのキーの種類の一つで、他のキーと一緒に押すことで、入力される文字や機能などを一時的に変更するためのキー。
IT用語辞典 e-Words「修飾キー 【 modifier key 】 装飾キー / モディファイアキー」より引用
Chromebookの外部メタキーは、WindowsキーやCommandキーと同様のキーと捉えましょう。
キー割り当てをカスタマイズして、Chromebookをより使いやすくしましょう。
Chromebookの変換キーを使いこなそう

ページの内容をまとめます。
- ローマ字⇔かな切り替え
- 前回の言語に切り替え:ctrl + space
- 言語の切り替え:shift + ctrl + space
- カタカナ変換
- 全角:輝度アップ
- 半角:ミュート
- その他の変換
- 全角ローマ字:音量ダウン
- 半角ローマ字:音量アップ
- ひらがな:輝度ダウン
- 漢字など:space
- ctrl、altなど、一部のキー割り当てを変更できる
初めてChromebookに触れた時は、WindowsやMacとの違いに戸惑いがちです。
けれど毎日触っているうちに、キーボード操作にも自然と慣れてきます。
Chromebookは合理的で扱いやすいマシンです。
キー割り当て変更などの工夫をこらして、ぜひChromebookを使いこなしてください。
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