
Chromebook購入を検討中。
Chromebookのキーボード配列は特徴的らしいけど、買っちゃって大丈夫かな?Windowsのキーボードと何が違うんだろう?実際に使ってる人の感想を聞きたいな。
こういった疑問に答えます。
- Chromebookのキーボード配列の特徴
- 「Chromebook英語キーボード配列」と「Windows日本語キーボード配列」の違い
- Chromebook英語キーボード配列の使用感
- 購入前にChromebookのキーボード配列について把握しておこう
こんにちは、わいあーるです。
Windows7から乗り換えて、10ヶ月間Chromebookを使用しています。
私の愛機は、Lenovo Chromebook S330。
この機種で、Chromebook・英語キーボードに初挑戦しました。
結論から言うと、初めての英語キーボードでも問題なく使用できています。
このページではChromebookの購入を検討している人に向けて、Chromebookの英語キーボードの特徴、実際の使用感をまとめました。
Chromebook選びの参考にしていただければ幸いです。
Chromebookのキーボード配列の特徴

Chromebookに使われているキーボードには、WindowsやMacには見られない独自のキーがあります。

上の画像から分かる通り、Chromebookのキーボード最上段にはファンクションキーがありません。
代わりに、Chromeブラウザを利用する際に便利なキーが配置されています。
Chromeブラウザの利用を前提とする、Chromebookならではのキー設計です。
また、左端の真ん中には虫眼鏡マークの検索キーがあります。
検索サービスを提供するGoogleのPCらしい、特徴的なキーです。
Chromebookキーボードには、以上のようなユニークな点があります。
次に「Chromebookの英語キーボード」と「Windowsの日本語キーボード」の違いを見ていきましょう。
「Chromebook英語キーボード配列」と「Windows日本語キーボード配列」の違い

Chromebookの英語キーボードと、Windowsの日本語キーボードの違いについて見ていきましょう。
参考までに、両者の画像は下記になります。


そして「Windows日本語キーボード」から「Chromebook英語キーボード」に乗り換えた際の違和感は、次のものかなと思います。
- 日本語がない
- 記号の配置が違う
- かな/ローマ字の切替方法が違う
- Deleteキーがない
- spaceキーが横長
- enterキーが細い
順に見ていきます。
まず英語キーボードなので、日本語が印字されていません。
普段から「ローマ字入力」でなく「かな入力」でタイプしている人は、注意が必要です。
次に、記号の配置が異なります。
記号の配置が大きく異なるので、慣れるまでは大変かもしれません。
かな/ローマ字の切替方法も異なります。
日本語キーボードでは左上の「かな〇〇」で切り替えますが、Chromebookの英語キーボードでは「ctrl + スペース」または「shift + ctrl + スペース」で切り替えます。
DeleteキーもChromebookにはありません。
WindowsのキーボードにはDeleteキーが独立して存在しますが、ChromebookにはDeleteキーがありません。
ChromebookでDeleteしたい時は「検索キー + backspace」を押すことになります。
spaceキーは横長の形状をしています。
日本語キーボードにある「変換・無変換キー」が、英語キーボードには存在しません。
その分、spaceキーが横長の形状になっています。
最後に、enterキーの形状が細くなっています。
日本語キーボードの中では巨大なenterキーですが、英語キーボードではスリムな形状になっています。
以上のように、Windowsの日本語キーボードとChromebookの英語キーボードは、異なる点がいくつもあります。
次に、Chromebookの英語キーボードを私が実際に使って感じたことをお話します。
自分語りで恐縮ですが、参考になると思いますのでご容赦ください。m(_ _)m
Chromebook英語キーボード配列の使用感

10ヶ月間、Chromebookの英語キーボードを実際に触った感触は、結論としてポジティブな印象です。
ただ良い点・残念な点どちらもありますので、詳しく見ていきましょう。
実際の使用感
最上段のファンクションキー代わりのキー群が、機能的で使いやすいと思います。

特に、輝度・音量の調整をよく使います。
「マウスで設定画面を開いて調整…」としなくても良いので、ラクです。
意外と電源ボタンは使いません。
閉じているノートPCを開くと、自動的に電源オンになるからです。
何気ない点ですが、押す手間が省けてありがたい。
ネット上で「英語キーボードは、かな/ローマ字切替が面倒だ」という意見を目にしますが、これについては全く面倒だと感じません。
WindowsやMacでは、「alt + `」でかな/ローマ字を切り替えます。「alt」と「`」が離れているため、押しにくいのではないでしょうか。
一方Chromebookでは、「ctrl + space」でかな/ローマ字を切り替えます。キーが大きく押しやすいので、ストレスを感じません。
「WindowsやMacの」英語キーボードは、かな/ローマ字の切り替えに気を使うのかもしれません。
虫眼鏡マークの「検索キー」は、あまり使いません。
ショートカットキーの一つとして使うこともありますが、単体ではほとんど使いません。
たまに誤って押してしまい、意図しない画面が開くので…ちょっと邪魔なキーです。
そして英語キーボードに慣れるまでは、けっこう大変でした。
「あれ、¥はどこ?」
「*がない…」
「またenterキー押せずにshift連打しちゃった!」
「かな切替、また間違えた…」
上記のような大変さは、割とありました。
けれど大体1ヶ月くらいで、スムーズにタイピングできるようになったと思います。
以上、良い点・微妙な点いろいろ挙げました。
総括すると、現在は全く不便なく使えています(むしろ気に入ってます)。
結局「慣れ」の部分が大きいのかなと。1ヶ月もすれば、ストレスなく使えます。
Chromebookの英語キーボードは、「便利で使いやすい」というのが私の印象です。
Chromebookの英語キーボード配列がオススメな人
ではChromebookの英語キーボードは、どんな人にオススメできるでしょうか?
下記の通り。
- かな入力を使わない
- 慣れるまで我慢できる
- 日本語キーボードを触る機会がない
私は生活の中で、ほとんど日本語キーボードを触りません(最近触ったのは、マイナポイントの申請時くらい)。
なので、英語キーボードの使用に集中できます。
一方、仕事などで日本語キーボードに触れる人は、英語キーボードのPCを買うとキー配置の違いに混乱する可能性があります。
日本語キーボードを触る機会がある人は、購入前に一度考えましょう。
購入前にChromebookのキーボード配列について把握しておこう

個人的に「うわぁ、英語キーボードにしなければ良かった…」と思ったことはありません。
なので、英語キーボード自体に不安を覚えている人には「大丈夫、何とかなるよ」とお伝えしたいです。
ただ1点だけ。
仕事などで日本語キーボードを使う可能性がある人は、英語キーボードと使い分けられるか考えてみましょう。
慣れるまでがちょっと大変なChromebookの英語キーボードですが、触っていればすぐ慣れます。
なにより、今までと違う新しい挑戦は、好奇心が刺激されて楽しいものですよ。
このページを参考にして、最高の相棒を探してみてください。
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【本質】Chromebook対応の有線外付けキーボードを買う意義にて、Chrome OS専用キーボードの使用感に触れています。あわせてどうぞ。m(_ _)m