
Chromebookのランチャー画面をカスタマイズして、ごちゃごちゃ感をなくしたい。作業パフォーマンスを上げるため、ランチャー活用術を知りたい。
こういった疑問に答えます。
- Chromebookのランチャーをカスタマイズする方法
- カスタマイズしたランチャーの活用法
この記事を書いている私は、Chromebookを400日以上使用しています。
Chromebookの使用に慣れてくると、Chromebookをだんだん自分好みにカスタマイズしたくなりますよね。Chromebookでカスタマイズできる要素の一つに、ランチャーがあります。
ランチャーとは、アプリ一覧画面のこと。
ランチャー画面の各機能を知れば、日々の作業パフォーマンスはちょっぴり、しかし確実にアップします。
合理的なChromebookをさらに使いやすくするため、最後まで読んでランチャーをカスタマイズしましょう。
Chromebookのランチャーカスタマイズ|基礎編

Chromebookランチャーの基礎を押さえましょう。
ご紹介するカスタマイズは、下記の2つ。
- 不要なアプリを削除する
- ランチャー画面を整理する
順に見ていきます。
不要なアプリを削除する
いらないアプリを削除(アンインストール)しましょう。
Chromebookを、サクサク動かせるようになります。
多くの人は、安価なChromebookを使っているのではないでしょうか。価格の安いChromebookは、その分スペックも…ホドホドですよね。(´・ω・`)
たしかにChromebookは、スペック抑えめのモデルでもサクサク快適に動いてくれます。しかし、だからといって無闇にアプリを詰め込まない方が良いことは…お分かりになりますよね。
不要なアプリはアンインストールして、Chromebookを軽くしてあげましょう。
なおアプリのアンインストールは、
- アプリアイコン上で右クリック
- 「アンインストール」をクリック
上記手順で行います。
ランチャー画面を整理する
ランチャー画面を整理しましょう。
やりたい作業に、すぐ取りかかれます。
Chromebookのランチャーに表示されているアプリアイコンは、ドラッグで並び替えが可能です。
のみならず、フォルダを作成してアプリをまとめることもできます。
フォルダを作成したいときは、アプリアイコンをドラッグ後、まとめたいアプリの上でドロップしましょう。
すべてのアプリをランチャー画面1ページに収めれば、ページ切り替えの手間がなくなります。ひと目で全アプリを確認できるので、便利ですよ。
またアプリは、シェルフ(Windowsでいうタスクバー)に固定できます。
使用頻度の高いアプリは、シェルフに固定しておきましょう。
シェルフに固定したアプリは、ランチャーの「シェルフ固定済み」フォルダに投入。
さらに「ほぼ使わない」フォルダも作成します。
ここまでやれば、ランチャーを開いてすぐにアプリを起動できるようになります。
自分でランチャーを整理すれば、頭の中もスッキリします。
一度ランチャーを整理して、ランチャーも自分もスッキリさせてあげましょう。
Chromebookのランチャーカスタマイズ|応用編

カスタマイズしたランチャーを活用しましょう。
ご紹介するランチャー活用術は、下記の2つ。
- アプリ内の機能を一発起動
- 検索
アプリ内の機能を一発起動
アプリ固有の機能(アクション)を、一発で起動しましょう。作業効率がアップします。
Chromebookのランチャーには、アプリアイコンがズラーッと並んでいますよね。実は、このアプリアイコンを右クリックすると、アプリ内の特定機能を一発で起動できるんです。
※ここで言っているのは、「シェルフにアプリのショートカットを固定するワザ」ではありません。「右クリックでアプリの特定アクションを素早く行うワザ」です。

??
どゆこと?
ちょっとイメージしづらいですよね。
具体例は、下記のとおり。
操作 | 追加アクション |
---|---|
Gmailを右クリック | Gmailのオプション(詳細設定)を起動 |
Playストアを右クリック | Playストアの「マイアプリ」ページを起動 |
Chromeブラウザを右クリック | 新しいシークレット ウィンドウを開く |
Gmailを例に、もうすこし補足しますね。
通常、Gmailの「詳細設定画面」を開こうと思ったら、下記の手順を踏む必要があります。
- Gmailアプリアイコンをクリックして開く
- 設定(歯車アイコン)をクリック
- 「すべての設定を表示する」をクリック
- Gmailの詳細設定が表示される
でも右クリックを活用すれば、あらカンタン。
- Gmailアプリアイコンを右クリックして「オプション」をクリック
- Gmailの詳細設定が表示される
通常手順と比べて、かなりの時短になりますね。
特に私には、Playストアの「マイアプリ」一発起動がありがたいです。
先ほど見たとおり、Playストアのアプリアイコンを右クリックすると、「マイアプリ」のページにすぐにアクセスできます。
個人的にAndroidアプリの利用は、
- とりあえずインストールしてみる
- 微妙だったらすぐにアンインストール
上記の繰り返しです。なので、
昔アンインストールしたアプリをまた取りたいな。でも、なんてアプリだっけ…?
と悩む場面に、わりと出くわすんですよね…。
Playストアの「マイアプリ」ページでは、過去にインストールしたアプリの履歴を確認できます。私のように「Androidアプリを取って、消して、…」を繰り返す人間は、「マイアプリ」ページをしょっちゅう開きます。
右クリックで簡単アクセス、ありがたや。(-人- )
「何言ってるのかさっぱり分からない」という人は、お使いのChromebookで実際にアプリアイコンを右クリックしてみてください。m(_ _)m
ということで、たまにはアプリアイコンを右クリックして、一発起動アクションを活用してみましょう。
一つ残念なのは、この「右クリックでアプリ内アクション起動」、実はほとんどのアプリで未搭載なんです。
右クリックしたときに特定アクションの項目が追加されているのは、限られたアプリだけ。私のChromebookで確認できたのは、先にあげたGmail、Playストア、Chromeブラウザの3つだけでした。
まずはお使いのChromebookでランチャーを立ち上げ、インストール済みアプリのアイコンを、一つずつ右クリックしてみましょう。もしかしたら、日々の作業時間を短縮できるショートカットが見つかるかもしれませんよ。
検索
Chromebookのランチャーには、検索機能も備わっています。
この「検索バー」が多機能で、いろんな情報をまとめて検索できます。たとえば、次のような。
- Androidアプリを検索
- Chromebookの本体設定を検索
- web検索(Google検索)
検索の覇者・Googleの面目躍如といったところでしょうか。「ブラウザを立ち上げないでGoogle検索」は、他のだれにも真似できませんね。
特にグッときた検索機能は、未インストールのAndroidアプリです。
正直、「インストール済みのAndroidアプリを検索」であれば、(まぁできそうだよな)と思ってしまいます。ですが、未インストールのAndroidアプリについても、ランチャーに打ち込むだけでそのままPlayストア内を検索できてしまうとは…驚きました。
考えてみればAndroidもAndroidアプリも、生みの親はGoogleですから。当然といえば当然なのかもしれませんね。
しかし検索もGoogle、AndroidもGoogleと思うと、Googleの巨大さたるや…。今さらながら、世界は一体どうなってしまうんでしょうね。
ともあれ、ランチャーの検索機能を駆使して、Google謹製情報端末・Chromebookを活用しましょう。
ランチャーカスタマイズでChromebookを使い倒そう

ページの内容をまとめます。
- Chromebookのランチャーをカスタマイズするコツ
- 不要なアプリを削除する
- ランチャー画面を整理する
- カスタマイズしたランチャーを活用する
- 右クリックでアプリ内機能を一発起動する
- ランチャーの検索バーを使う
いつも目立たないところに隠れている、Chromebookのランチャー。ランチャーをほんの少しカスタマイズすれば、Chromebookの作業パフォーマンスは確実に向上します。
まずは Everything Button(虫眼鏡アイコンの検索キー)を叩いてランチャーを起動し、Chromebookに何のアプリが入っているか把握しましょう。
また、Chromebook作業の生産性を上げるには、
- 外付けキーボード
- 外付けディスプレイ
の活用も効果的です。
以下の記事では、私が使用しているキーボード・ディスプレイの魅力に触れています。
あわせてチェックして、Chromebookのポテンシャルをさらに引き出してください。
それでは、楽しいChromebookライフを!