【CloudReady】USBメモリの作成手順【詳解】

CloudReadyを使えば、古いパソコンを再活用できるらしい。
CloudReadyを使うにはUSBが必要みたいだけど、作るのが難しそうだな…。
USBを作る手順を教えてください。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • CloudReadyを起動する、ライブUSBメモリの作成手順を解説します
  • スクリーンショット多めなので、操作手順が直感的に分かります

この記事を書いている私は、使わなくなった2台のパソコンをCloudReadyでの再活用に成功しています。
CloudReadyのライブUSBを作り慣れているので、ライブUSBの作成方法を共有したいと思い、記事を書きました。

このページでは、無料で使える個人利用(Home Edition)のCloudReadyを想定しています。
またライブUSBメモリは、Chromebookを使って作成します。

Windowsマシンで作る場合の「USB Maker」には触れていませんので、ご了承ください。

2020年11月23日現在の情報です。
公式サイトなどを参考に作成手順を解説していますが、ライブUSBの作成やCloudReadyの利用は、自己責任の上お願いいたします。
万が一不具合が生じても、当ブログでは責任を負いかねます。ご了承ください。

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CloudReadyをUSBブートするまでの手順

CloudReadyを実際に利用するまでの手順は、下記の通りです。

  • CloudReadyをUSBブートするための要件を確認する
  • CloudReadyのライブUSBを作る
  • パソコンをUSBから起動できるように設定する
  • CloudReadyを起動・初期設定する

このページでは、「CloudReadyをUSBブートするための要件を確認する」「CloudReadyのライブUSBを作る」について、スクリーンショットとともに解説します。

なおライブUSBとは、OSが丸ごと入っていて、そこから起動(ブート)できるUSBメモリのことです。
では早速、CloudReadyの利用条件から見ていきましょう。

CloudReadyをUSBブートするための要件を確認する

お使いのパソコンが CloudReadyを動かす要件を満たしているか、確認しましょう

要件

Neverware社(CloudReadyを提供する会社)の公式ページには、CloudReadyの利用要件が記載されています。下記の通り。

RAM:  2GB以上

ストレージ:  16GB以上

technical-detailsより引用

CloudReadyを使いたいパソコンのメモリストレージが、それぞれ2GB以上16GB以上の要件を満たしているか、スペックをチェックしましょう。
上記以外にも、次の条件が記載されています。

  • BIOS設定を変更して、USBメモリから起動できる
  • プロセッサとグラフィックスのパーツが、2007年以降に作られたものである
  • 次のパーツを使用していない
    • Intel GMA 500、600、3600、3650

以上の条件を満たしていない場合は、使用時のパフォーマンスが下がる可能性があります。

認定モデルかチェック

Neverware社の公式サイトでは、CloudReadyが正常に動作するパソコンを「認定モデル」として、一覧でチェックできるページが用意されています。
次のリンクから、CloudReadyを使いたいパソコンが動作確認済として認定されているか、検索してみましょう。

Certified Models List

私もですが、英語が読めなければ日本語に翻訳しましょう。
ページ上で、右クリック > 日本語に翻訳する をクリックしましょう。

もし一覧に記載がない、認定されていないモデルの場合でも、試す価値はあります。
Neverware社は、次のように言っています。

“My computer is not on the list of certified devices, can I still install CloudReady on it?”
Chances are, it’s possible – while we can’t know for sure, we certainly encourage you to try!

「認定済みデバイスのリストに、私のパソコンが含まれていません。CloudReadyをインストールできますか?」
可能性はあります。確実とまでは言い切れませんが、ぜひお試しください!

Installing CloudReady On An Uncertified Deviceより引用

ちなみに筆者が復活させることに成功したパソコンは、2台とも認定モデルではありません。
それでも(たまに電源が落ちる不具合はあるものの)、プライベートでネット検索・YouTube動画視聴程度の利用であれば、十分使えます。

ご自身の環境でCloudReadyを快適に利用できるか、はじめにチェックしておきましょう。

CloudReadyのUSBメモリを作る

それではいよいよ、CloudReadyのライブUSBメモリを作成していきましょう。

今回はChromebookを使って、ライブUSBを作ります。
ライブUSBの作成に必要なものは、下記の通り。

  • 8GB以上のUSBメモリ
  • インターネットに接続できるパソコン(今回はChromebook)
  • chromeアプリ「Chromebook リカバリ ユーティリティ」

補足すると、Sandisk製のUSBは推奨されていません。
理由について詳しくは、公式ページの回答をご覧ください。

chromeアプリ「Chromebook リカバリ ユーティリティ」の入手方法は、後ほど解説します。

ライブUSBの作成手順をザックリまとめると、次の3ステップです。

  1. CloudReadyのイメージファイルをダウンロードする
  2. 「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を追加する
  3. CloudReadyのイメージファイルをUSBにインストールする

それでは見ていきましょう!

1. CloudReadyのイメージファイルをダウンロードする

最初に、CloudReadyのイメージファイルをダウンロードします。

イメージファイルとは、「本体部分・中身そのもの」のファイルの集まりです。
CloudReadyのイメージファイルとはつまり、OS・CloudReadyそのものを意味します。

イメージファイルには、「isoファイル」「binファイル」などの種類があります。
CloudReadyのイメージファイルは「binファイル」ですが、zipファイルのままライブUSBを作れるので、意識する必要はありません。

次のリンクから、Neverware社の公式ページにアクセスしましょう。

Neverware free download

アクセスしたら、上図の「INSTALL THE HOME EDITION」をクリック。

さらに下にスクロールして、画面右側の「DOWNLOAD 64-BIT IMAGE」をクリックし、イメージファイル(zip形式)をダウンロードします。
CloudReady Home Editionの利用は、無料です。

イメージファイルはUSBメモリではなく、パソコン本体(Chromebookのローカルストレージ)にダウンロードしましょう。
約1GBの大きなファイルですが、一時的に保管するだけなので。

ローカルにダウンロードしたイメージファイルを、後ほどUSBメモリにインストールする作業を行います。
繰り返しになりますが、イメージファイルは、Chromebookのローカルストレージにダウンロードしましょう。

以上で、CloudReadyのイメージファイル(zipファイル)を入手しました。
次に、chromeアプリ「Chromebook リカバリ ユーティリティ」をゲットします。

2. Chromebook リカバリ ユーティリティを追加する

  1. CloudReadyのイメージファイルをダウンロードする
  2. 「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を追加する ←イマココ
  3. CloudReadyのイメージファイルをUSBにインストールする

ChromebookでライブUSBを作るには、Chromeアプリ「Chromebook リカバリ ユーティリティ」が必要になります。
USBメモリを初期化(フォーマット)したり、イメージファイルをUSBにインストールしたりするためです。

キーボードの虫眼鏡キー(検索キー)を押し、アプリ一覧からchrome ウェブストアを起動します。

chrome ウェブストア左上の検索窓で「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を検索。
提供元:google.comの「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を選びます。

chromeに追加 > アプリを追加 を順にクリックします。
追加されたらそのまま、「アプリを起動」をクリックしましょう。

以上でお使いのChromebookに、chromeアプリ「Chromebook リカバリ ユーティリティ」がインストールされました。
次に「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を使って、USBメモリにCloudReadyを入れていきます。

3. CloudReadyのイメージファイルをUSBにインストールする

  1. CloudReadyのイメージファイルをダウンロードする
  2. 「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を追加する
  3. CloudReadyのイメージファイルをUSBにインストールする ←イマココ

さあ、もう一息です。

万が一に備え、このタイミングでパソコンに挿しているUSBメモリ、SDカードをすべて抜いておくと安心です。

注意!
次のフォーマットを実行すると、USB内のデータは全て消去されます。
USB内に大切なデータがある場合は、あらかじめ退避させておきましょう。

USBメモリを初期化(フォーマット)します。

歯車アイコン > リカバリ メディアのデータを消去 クリック。

「USB ドライブまたは SD カードが見つかりません」と表示されたら、CloudReadyを入れるUSBメモリを挿しましょう。「選択」欄が現れます。

「選択欄」から使用するUSBメディアを選び、「次へ」をクリック。

データを退避していることを確認したら、「今すぐ消去」をクリック。
USBメモリのフォーマットが開始されます。

USBメモリがフォーマットされました。「完了」をクリック。

再び「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を起動します(USBメモリは挿したままでオッケーです)。

歯車アイコン > ローカル イメージを使用 をクリック。
先ほどローカルに保存した「cloudreadyXXXX64-bit.zip」のファイルを選択します。

先ほどと同じように、USBメディアを選択して「次へ」をクリック。

「今すぐ作成」をクリックすると、CloudReadyがUSBメモリにインストールされます。

順調ですね。

ん?

…!?
実はインストール中に100%を超えたり、時間がマイナスになったり、異常な数値が表示される場合があります。
ただ、Neverware社も把握している現象でして、特に問題はないようです。ビックリしました。

お茶でも飲みながら、インストール完了を待ちましょう。
10〜30分ほどで終わります。

USBメモリにCloudReadyがインストールされました。「完了」をクリック。

念のためファイルアプリを開いて取り出しボタンを押し、安全にUSBメモリを外します。

完了!

お疲れさまでした。
以上で、CloudReadyの入ったライブUSBの作成完了です。

CloudReadyを起動する場合は、BIOSの設定変更が必要です。
詳しくは、すみませんググってくださいm(_ _)m

CloudReady起動まで、あと少しです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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