先日、座椅子を買いました。

当初は1〜2日ほど調べて、ササッと買うつもりでしたが…
座椅子について調べるうちに「ん?」と思うカベに何度もぶつかりまして。
結局、2〜3週間も、事前リサーチに費やしてしまいました。
座椅子選びの過程で、アレコレ思うことがあったので、忘れないうちにメモに残しておきます。
あなたの座椅子購入の、参考になれば幸いです。m(_ _)m
座椅子の選び方|はじめに

はじめに、「座椅子選びに絶対失敗しない!」というのは、正直難しいと思います。理由は、
- 実店舗で座椅子に座っても、長時間(30分〜1時間)の使い勝手までは分からない
- 数ヶ月後・半年後のへたり具合や、それに伴う使い勝手の変化は、その時まで分からない
- ましてや通販購入だと、最初の座り心地すら分からない
上記のとおりです。
身長も、体重も、足の長さも、腰の位置も、持病も、座椅子の用途も、人それぞれ異なります。買ってみて使ってみないと、その座椅子が自分に合っているかは判断できません。
高い買い物なので、”失敗したくない気持ち” は、イタイほど分かります。
でも「まー失敗するかも」くらいの気持ちの方が、精神衛生上いいのかなと。
初めて真剣に座椅子選びをしてみて、私はこう考えるようになりました。
では、どう選べば良いのか。
具体的に見ていきましょう。
イメージしよう
座椅子選びの最重要ポイントは、イメージを描くことです。
こういった ”イメージ” を、頭の中でモワンモワンと膨らませましょう。
スムーズに、ほしい座椅子を絞り込めます。
”イメージ” があいまいなまま、「座椅子ほしいなぁ→買おう」と探しはじめると、すべて魅力的に見えてきます。
- なにこれ超おしゃれ
- こっちは腰にやさしい!
- 包み込まれるような座り心地…良さそう…
こんな感じで、まったく絞れません。
私は ”イメージ” があいまいだったため、必要以上に座椅子選びに時間がかかってしまいました。売り手の思惑に振り回されて、自分が何を求めているのか迷子になったんですよね…(^_^;)
ただただ商品一覧ページをスクロールし続ける、不毛な時間でした。
…まぁ買う前の、この不毛な時間が楽しいんですけどね。笑
で、いったん落ち着いて、イメージを膨らませてみました。
「自分はどんな風に、座椅子を使いたいのか?」
すると私の場合は、
くつろぎながら読書したい
のだと判明しました。
たとえば、こちらの座椅子。
よい姿勢で休めることを、アピールしていますね。
この商品説明を見て私は、
腰にやさしい!いいね!
と思いつつ、
でも、グデ〜ンと寄りかかれないな…
と感じるようになりました。
この ”主観的な視点” は、イメージを膨らませたおかげで獲得できたのかな、と思います。
何かを ”選ぶ” ことは、別の何かを ”捨てる” ことを意味します。
私は ”よい姿勢” を犠牲にしてでも、ダラ〜っとくつろぎたかったのです。
「目的」や「欲求」を自覚すると、スムーズに座椅子を絞り込めます。
商品を探しはじめる前に、目をつぶって、購入後の自分をイメージしてみてください。
座椅子の選び方|ポイント

つづいて、座椅子を絞り込むポイントについて。
- クッションの種類
- 背もたれの高さ
順に見ていきましょう。
クッションの種類
座椅子のクッションは、大きく2種類に分けられます。
- ウレタン
- ポケットコイル
この2つ。それぞれの特徴は、
ウレタン | ポケットコイル |
---|---|
比較的、安い 柔らかめ | ヘタれにくい 硬め |
上表のとおりです。
さらにウレタンの場合は、
- 低反発
- 高反発
と細分されることも。
違いは上記のとおり。
つまり、クッションの柔らかさをまとめると、
柔← 低反発ウレタン < 高反発ウレタン ≦ ポケットコイル →硬
こんな感じです。
柔らかめの座椅子は、「包み込まれる」「ふわふわ」といったキーワードで訴求しています。
対して、硬めの座椅子は、「ヘタリにくい」「丈夫で長持ち」などが売り文句。
お好みで、クッションの種類をお選びください。
背もたれの高さ
背もたれの高さも、チェックしましょう。
高い背もたれ | 低い背もたれ |
---|---|
頭や首を、背もたれに預けられる 「ハイバック」とも呼ばれる | 比較的、安い 「ローバック」とも呼ばれる |
特徴は、上表のとおり。
では、背もたれが高いほど、リラックス効果も高まるのでしょうか?
そうとも限りません。
「低い背もたれ」なら、背もたれの上に頭を載せられる場合があります。
これは ”高すぎる背もたれ” ではできない姿勢です。
こんな感じ。
また、あまりにも高すぎると、寄りかかった時に後ろにひっくり返る可能性もあります。
背もたれの高・低も、好みは人それぞれ異なります。
お好みのものを選びましょう。
その他
その他にも、
- リクライニング(角度調整)機能
- ひじかけ(アームレスト)の有無
- カバーを洗える?/交換できる?
この辺りまで考慮すれば、かなり絞れますよ。
※一点だけ、注意
最後に一点だけ。
費用に関しては、厳格に絞り込みすぎないようにしましょう。
後悔しながら、使い続けることになってしまいます。
私が買ったのは、こちらの座椅子です。
そして同じメーカーの上位品に、こんなものもあります。
「なるべく安く」の意識が強かったため、私は上位品に手を出せませんでした。
けれど今思うと、上位品を買っても良かったですね。
数千円の上乗せで「ひじかけ&ハイバック」が付くなら、アリだったなぁと。
座椅子は長く使い続けるモノなので、ちょっぴり後悔しています。
おサイフとの相談になりますが、快適な時間・空間のために、悔いのない選択をしてくださいね。
座椅子の選び方|まとめ

ページの内容をまとめます。
- 座椅子選びで大切なこと
- 購入後の自分をイメージする
- 使用目的、優先順位をハッキリさせる
- チェック事項
- クッションの種類
- 背もたれの高さ
- あまり値段に妥協しないで
最初に言ったように、座椅子選びを確実に成功させるのは、難しいのかなと思います。
私にも、いくつか失敗がありました。
今回の失敗を生かして、次はよりよい選択をしたいですね。
当ブログが、あなたの座椅子選びの参考になれば幸いです。m(_ _)m