
「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」はセットで使える?相性は良いのかな?
ポケットコイル座椅子を実際に使っている人の話を聞きたい。
こういった疑問に答えます。
- 「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」の相性について、持論を述べます
- ちょっとした便利グッズをご紹介します
この記事を書いている私は、先日、ポケットコイルの座椅子を購入しました。

また、こたつも所有しています。

このページでは、「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」のセット使用について言及します。
結論からいうと、個人的にセット使用はおすすめしません。
まずは、その理由から掘り下げていきますね。
あなたの座椅子購入の、参考になれば幸いです。m(_ _)m
「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」の相性について

個人的に「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」は、相性が悪いと思います。
ポケットコイル座椅子には、座面に厚みがあるからです。
ポケットコイル座椅子は分厚い
そもそもポケットコイルとは、コイル(針金などをらせん状に加工したもの)を、個別の袋につめこんだクッション材です。ポケットコイル以外に、ウレタンが使用されることもあります。
ポケットコイル・ウレタンについて詳しくは、【座椅子】「ポケットコイル」「ウレタン」の違い【※主観注意】をご覧ください。
私が使っているポケットコイル座椅子は、こんな感じ。

座面に厚みがあるおかげで、ソファのような座り心地を味わえます。
けれど同時に、足がヒーターに近づくデメリットもあります。
メジャーで測ったところ、わが家の座椅子とこたつの高さは、下記の数値でした。
- 座面の高さ:18cm

- 床からこたつの底板まで:32cm
- 床からヒーターまで:28cm

上記のとおり。
こたつの高さを考えるときは、「床から底板まで」だけでなく「床からヒーターまで」にも気を配ってください。こたつに足が入っても、低温やけどの恐れもありますので。
一応わが家のこたつ・座椅子でも、座ってこたつに足を入れることは可能でした。
以上のように、座面の高い「ポケットコイル座椅子」と「こたつ」は、相性が悪いかなと思います。
そもそも横幅がアレだった
また、わが家では、そもそもこたつに座椅子が入りませんでした。

こんな感じ。
こたつよりも座椅子のほうが、横幅が広いんですね。
メジャーで測ったところ、実際の横幅は下記のとおり。
- こたつの幅:56cm
- 座椅子の幅:60cm

上記のとおり。
座椅子の購入時には、横幅にも注意が必要です。
とはいえ、最も気がかりなのは、やはり高さの問題。
こたつで気持ちよく ”うとうと” しても、低温やけどはイヤですからね…。
便利なアイデア商品

そっか、相性悪いんだ
ポケットコイル座椅子は諦めようかな…
調べたところ、そんな悩みにぴったりの商品がありました。
こたつの継ぎ脚です。
継ぎ脚を使えば、座面の高さによるデメリットをカバーしてくれます。
こたつの継ぎ脚の見た目は、こんな感じ。
こたつの脚にクツを履かせる感覚で、高さをかさ増しできます。
世の中、色んなアイデア商品がありますね。
”ポケットコイル座椅子 × こたつ” 環境を諦めきれない人は、継ぎ脚の購入も検討してみましょう。
こたつ用ポケットコイル座椅子を買う前の注意点

実際に座椅子を買う前に、以下の点にご注意ください。
- 座椅子の寸法をチェックする
- こたつのサイズを測る
- こたつの脚をチェックする
それぞれ、具体的に見ていきます。
1. 座椅子の寸法をチェックする
こたつと座椅子がフィットするように、座椅子のサイズをチェックしましょう。
- 座面の横幅
- 座面の高さ
上の寸法を、商品説明欄などで要チェックです。
2. こたつのサイズを測る
こたつのサイズを測っておきましょう。具体的には、
- 横幅
- 高さ
が重要ですね。
横幅は「足を入れるスペースの横幅」を、メジャーなどで測ってください。
「こたつの天板の横幅」とは一致しないので、要注意です。
高さは、
- 床から底板まで
- 床からヒーターまで
を測りましょう。
「床から底板まで」が問題なくても、「床からヒーターまで」の高さによっては、やけどの危険性もあります。
実際に座ると、「座椅子の高さ」に「自分の足の太さ」も加わります。
座椅子を使っている自分をイメージしながら、サイズを測ってくださいね。
3. こたつの脚をチェックする
あわせて ”こたつの継ぎ脚” を買う場合は、こたつの脚もチェックしましょう。

継ぎ脚を買ったけど、家のこたつと合わなかった…
こうならないように、
- こたつの脚の形状
- 脚の底面のサイズ
上記をご確認ください。
こたつの脚には様々な形状があります。また脚のサイズも、こたつによって異なります。
家のこたつに継ぎ脚がフィットするか、購入前に要チェックです。
おまけ:重さ
最後に実感として、重い座椅子は前後に動かすのが大変です。
こたつで使う座椅子は、コンパクトで軽量なものが合ってると思いますよ。
わが家のポケットコイル座椅子は約6kg。
引き寄せたりズラしたりに、ちょっと手間取ります。
こたつと一緒に使おうと思っている人は、座椅子の重さにも気をつけましょう。
デメリットを理解して「こたつ」と「座椅子」を併用しよう

「こたつ」と「座椅子」のセット使用によって、極上のくつろぎが手に入ります。
けれど一歩間違うと、低温やけど等のケガにもつながりかねません。
座面の高いポケットコイル座椅子を購入する際は、事前に寸法を測る手間を惜しまないでください。未来の自分のために、面倒でもメジャーを手に取ってくださいね。
”こたつの継ぎ脚” なども活用しながら、自分だけの極上のリラックス空間を創りましょう。