【行政書士】記述式、捨てる?【それを捨てるなんてとんでもない!】

行政書士試験の勉強中。
記述式問題、得点できる気がしないなぁ…
思いきって捨てたいけど、大丈夫かな?
行政書士の記述式問題を、捨てる選択はアリなのか知りたい。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • 「記述式を捨てる」と考える心理について
  • 記述式問題の対策・勉強法

この記事を書いている私は、平成28年度の行政書士試験に合格しています。

行政書士試験の合格証書

行政書士の記述問題、大変ですよね…。
マーク式だけなら良いのに、記述式問題の存在が、行政書士試験の難易度を押し上げている気がします。

私も受験当時、どこから手を付ければ良いか、ずいぶん悩まされました。

では、記述式問題を、最初から「捨てる」選択はアリなのでしょうか?

結論からいうと、ナシです。
個人的に、記述式は捨てるべきじゃないと思っています。

このページでは、私が記述式を「捨ててはならない」と考える理由を深堀りしつつ、記述式の具体的な対策方法にも触れています。

合格に向けて、一つずつ準備していきましょう。

なぜ行政書士試験の「記述式を捨てる」と思ったのか?

そもそもですが、なぜ記述式問題を「捨てようかな…」と思ったのでしょうか?
考えられる理由は、下記のとおり。

なぜ「記述式を捨てよう」と思ったのか?
  • 記述式が0点で合格する人もいるから
  • 記述式の得点は合格に必須じゃないから
  • 記述式の勉強は効率が悪いから
  • 対策方法がわからないから
  • 勉強が大変だから

こんな感じですかね。

たしかに記述式が0点でも、合格はできます。
たとえ記述式が0点だったとしても、合格点の「180点」は確保できるので。

さらに記述式問題には、基準点(ボーダーライン)が設定されていません。なので、

ムリに勉強しなくても、他で点取ればいいじゃん

このように考える気持ちも、わかります。

記述式が0点でも、合格は可能です。
しかし、だからといって、記述式を捨てる理由にはなりません。

先ほどの5つの理由を、2種類のグループに分けましょう。

なぜ「記述式を捨てよう」と思ったのか?
  • 客観面:記述式0点でも合格できる
    • 記述式が0点で合格する人もいるから
    • 記述式の得点は合格に必須じゃないから
  • 主観面:記述式の勉強から逃げている
    • 記述式の勉強は効率が悪いから
    • 対策方法がわからないから
    • 勉強が大変だから

この2種類を、混同しないようにしましょう。

そもそも受験勉強は、効率が悪くてナンボの世界です。
勉強しながらPDCAを回して、自分なりの ”効率の良さ” を追求していくもの。
「正解のわからない道」を歩み続けなければ、合格はつかめません。

受験挑戦を決意した当時は、こういった ”大変さ” を、「覚悟」していたのではないでしょうか?

記述式問題から逃げないでください。
適切に対策すれば、得点できます。

繰り返しになりますが、行政書士試験で記述式を捨てる選択はありえません

最大60点の、超特大チャンス
満点を取れなくても、部分点をもらえます。
こんなチャンスをみすみす逃すのは、「もったいない」以外の何物でもありません。

では、どうやって記述式を対策すれば良いのでしょうか?

行政書士、記述式の対策・勉強法

記述式問題の対策は、「インプット」と「アウトプット」に切り分けて考えましょう。
下記のとおり。

  • 記述式のためのインプット対策:不要
  • 記述式のためのアウトプット対策:必須

順に見ていきます。

記述式のためのインプット対策:不要

知識のインプット(=理解や暗記)に関しては、記述式のために特別な対策は不要だと思います。
択一式の対策がそのまま、記述式の対策にもなるからです。

  • 五肢択一式のための学習
  • 多肢選択式のための学習
  • 記述式のための学習

インプット学習に際して、私は上記のような捉え方をしませんでした。
マルっと「合格のため」と捉えて、学んでいました。

強いていえば、勉強中になんとなく「ここ、記述式で問われるかも」と意識した程度。
といっても、なにか学習法を変えたわけではありません。

そこそこ勉強が進むと、

この文章、記述式でそのまま抜き取られそうだぞ…

こんな風に、嗅覚が鋭くなってきます。
文字数や、文章の ”まとまり具合” から、なんとなく「クサイぞ」と感じるのです。

「クサイ」と感じた文章は、積極的に覚えましょう。
できれば約40字の文章を、そのまま丸暗記するくらいに。

実際に記述式で問われるかどうかは、ぶっちゃけ関係ありません。
もし記述式で問われなくて、択一式で問われたら、それはそれでラッキー。
こうして地道に覚えていく以外に合格する方法を、私は知りません。

知識のインプットのために、私は暗記カードを自作していました。
暗記カードを活用すれば、1〜2分のスキマ時間が、濃密な勉強時間に変わります。

「記述式のための」インプット学習は、不要です。
「合格のための」インプット学習の一環として、暗記カードなどで地道に知識を身につけましょう。

記述式のためのアウトプット対策:必須

記述式問題で得点を稼ぐために、アウトプットの訓練をしましょう。
つまり、知識を40字の文章に表す訓練です。

断言できますが、知識を40字の文章に表すには、”技術” が必要です。

たまに「記述式は無勉でした〜」という猛者もいますが、参考になりません。
センスのある人や、すでに文章作成の技術を備えた人の言葉だと、私は思っています。

民法・行政法の正確な知識があっても、40字の文章に表せる(=アウトプットできる)かは、別次元の話。

本番には時間制限があるので、焦りプレッシャーにも襲われます。
そんな中、ぶっつけ本番で文章を作ろうとしても、失敗します。

ぶっつけ本番じゃ、上手くいきません。
とにかく本番までに、繰り返しトレーニングしてください。

最終的には ”練習量” が、モノを言うのかなと。
記述問題の形式に慣れて、すんなり文章を組み立てられれば、本番でも落ち着いて脳内から知識を引っ張りだせるので。

自信を持って本試験を迎えるために、記述式専用の教材で、何度もぶつかり稽古しましょう。

…とはいえ、どの教材を使えば良いのか分かりませんよね。
参考までに、私が使っていた教材をご紹介します。m(_ _)m

私が使っていたアウトプット用の教材

自分語りで恐縮ですが、私は通信講座・フォーサイトを受講していました。

使用していたフォーサイト行政書士講座のテキスト

フォーサイトの直前対策講座には、 ”記述問題対策編”という教材があります。
私はこの ”記述問題対策編”を使い倒して、記述式の勉強をしました。

ひたすら記述式の問題・問題・問題です。
初めて ”記述問題対策編” の問題集を開いた時、「今から、これ全部に取り組むのか…」とゾッとしました。笑

おかげで、記述式に対する不安はかなり和らぎました。
記述式の解き方、文章の組み立て方のポイントも解説されていたので、ありがたかったです。

この直前対策講座は、フォーサイト受講生でなくても申し込めるようです。
独学で記述式に不安が残っている人は、このタイミングだけ、大手通信教育会社のノウハウを利用するのもアリだと思いますよ。

>> フォーサイト行政書士 直前対策講座|2022年試験対策

時間もお金もかけて、
もしも記述式で1点も取れなかったら…

受験は、常に不安との闘いです。
勇気をふり絞って一歩踏み出し、あなた自身で合格を手繰り寄せください。

行政書士の記述式は捨てるべき?|まとめ

ページの内容をまとめます。

ページのまとめ
  • 行政書士試験は ”記述式0点” でも合格できる。しかし、だからといって、記述式の勉強から逃げてはいけない
  • インプット学習は、記述式のために特別な対策をする必要はない
  • アウトプット学習として、40字の文章を作るには訓練が必要。記述式問題の数をこなして、文章の組み立てに慣れよう

「20点×3問=60点」の記述式は、大きな得点源。
満点を取れなくても構いません。
部分点でも稼げれば、御の字です。

合格するのは「頭の良い人」に限られません。
「あきらめず学び続けた人」もまた、合格をつかみます。

勇気を出して、記述式の勉強に取り組んでください。
「やれることは全部やった」と確信して本番を迎えれば、あなた本来の実力を発揮できます。

あなたの挑戦を、応援しています。

タイトルとURLをコピーしました