メッシュルーターはトライバンドにすべき理由【実体験のデータも公開】

Wi-Fi環境を改善したい。
メッシュルーター購入を検討してるけど、やっぱりトライバンドの方が良いの?
トライバンドは高価だから抵抗あるんだよな…
実際にメッシュルーターを使っている人の意見を聞きたい。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • メッシュルーターはなぜトライバンドの方が良いのか、その理由が分かります
  • メッシュルーターでトライバンドを選ばなくても良い、例外的なケースが分かります

こんにちは、わいあーるです。
メッシュルーターのおかげで、5人が同時にWi-Fi接続しても、快適にインターネットを楽しんでします。

いきなりですが、メッシュルーターを使うなら、トライバンドの製品がおすすめです。

このページでは、自宅でメッシュルーターを使っている私が、なぜトライバンドのメッシュルーターをおすすめするのか解説します。

ちなみに、わが家のメッシュルーターはデュアルバンド。

え?
言ってること違うじゃん!

というツッコミにも、しっかりと答えてきます。

メッシュルーターの購入を検討している、あなたのために書きました。
ぜひ、最後までご覧ください。

スポンサーリンク

メッシュルーターにトライバンドをおすすめする理由

私はメッシュルーターを使うなら、トライバンドにすべきと考えています。
その理由は、メッシュWi-Fiシステムでは、ルーター同士の無線通信が前提となるからです。

詳しく見ていきましょう。

そもそもトライバンドとは?

そもそも、トライバンドとは何でしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、トライバンドルーターとは3つの電波帯を使用するルーターです。

従来のルーターでは「2.4Ghz帯」「5Ghz帯」の2つの電波帯を使用するデュアルバンドが主流でした。
トライバンド・ルーターは、「2.4Ghz」「5Ghz」に、さらに「5Ghz」を加えた3つの電波帯で通信を支えます。

トリオ、トリプル、トライアングルと同じ、3を意味する接頭辞(tri-)が付いていますね。

Wi-Fiルーターにトライバンドが導入された背景には、社会のIoT化が関係しています。

IoT社会では、冷蔵庫、エアコン、スピーカーなど、身の回りの様々なモノがインターネットにつながります。
Wi-Fi接続する情報機器の数が増え、Wi-Fi同時接続による混雑をなくしたいというニーズの高まりを受けて、トライバンド・ルーターは誕生しました。

なぜメッシュルーターにトライバンドがおすすめなのか?

繰り返しになりますが、メッシュルーターにはトライバンドがおすすめです。
メッシュWi-Fiシステムでは、ルーター同士(親機とサテライト機)の無線通信が前提となるからです。

ルーター同士が無線で通信するということは、ルーター運用のため、常に一定の電波が占領されていると言い換えられます。

ルーターが一定の電波を占領すると、スマホやPCのWi-Fi接続は、その残りの電波を使わなければなりません。
つまりデュアルバンドのメッシュルーターでは、1個強の電波帯しか使えないのです。

以上の説明を図で表すと、下記のイメージ。

メッシュルーター・デュアルバンド通信のイメージ図

絵、下手ですね。

閑話休題。これがトライバンドのメッシュルーターであれば、1つのバンド(電波帯)を丸々ルーター同士の無線通信に充てても、なお2つの電波帯を使えることになります。

図で表すと、下記のイメージ。

メッシュルーター・トライバンド通信のイメージ図

ルーター同士の通信は、Wi-Fi接続を支える根幹です。
なので1つの電波帯をルーター同士の通信に丸々充ててしまえば、通信は安定します。
さらに、Wi-Fi接続する情報機器の台数が増えても、トライバンドであれば2つの電波帯で余裕を持って対応できます。

通信の安定性、接続台数の増加のいずれの理由からも、メッシュルーターではトライバンドを使うべき、というのが私の意見です。

メッシュルーターでトライバンドを選ばなくても良いケース

以上のように、私は基本的にメッシュルーターではトライバンドをオススメしているのですが、一つだけ例外的なケースがあります。
例外というのは、デュアルバンドのメッシュルーターでも良いという意味です。

デュアルバンドでも良い例外的なケース、それは有線バックホール機能がついている場合です。

有線バックホールとは、ルーター同士の通信を、LANケーブルによる有線接続で行う機能です。
別名、イーサネット・バックホールとも呼ばれます。

有線バックホール機能があれば、ルーター同士はLANケーブルで通信します。
そのため、無線の電波帯が占領されません。

したがって、たとえデュアルバンドのメッシュルーターでも、スマホ・PCなどをWi-Fi接続する場合に、2つの電波帯をフルで活用できるのです(下記画像参照)。

メッシュルーター・デュアルバンド、有線バックホール通信のイメージ図

ちなみにわが家のメッシュルーターは、ELECOM・WMC-DLGST2-W。
デュアルバンドのメッシュルーターです。

WMC-DLGST2-Wの製品説明には、有線バックホール機能は明記されていませんでした。
しかしルーター同士をLANケーブルでつないだところ、性能が大幅に上昇したのです。
下記の通り。

ルーター間を無線接続した場合の通信速度
ルーター間を有線接続した場合の通信速度

ルーター同士を無線通信した場合の99.8Mbpsに比べ、有線接続にしたら249.3Mbps、およそ2.5倍も速度が改善されました。

冒頭でトライバンドを勧めているにもかかわらず、デュアルバンドのメッシュルーターを私が使用していると言ったのは、ルーター同士をLANケーブルで有線接続して、快適なWi-Fi環境を築けているという事情があるからです。

以上のように、デュアルバンドのメッシュルーターでも有線接続できれば、トライバンドに負けない性能を引き出せる可能性があります。
有線バックホールを使える場合は、高価なトライバンドのメッシュルーターを買うべきか、もう一度考え直してみましょう。

メッシュルーターはバンド数が意外と大切

ページの内容をまとめます。

ページのまとめ
  • メッシュルーターは基本的にトライバンドを選ぶべき
    • メッシュWi-Fiシステムでは、ルーター同士が無線通信するから
    • トライバンドであれば、通信が安定し、Wi-Fi接続可能台数が増加する
  • 例外的に、有線バックホール機能があれば、デュアルバンドでも良い

結論として、メッシュルーターを購入する前に、ご自宅がルーター同士を有線接続できる環境か考えてみましょう。

もし有線接続できるのであれば、デュアルバンドという選択肢もあります。

ただし、有線バックホール非対応のメッシュルーターもあるのでご注意ください。
わが家で使用中のELECOM・WMC-DLGST2-Wのように、有線バックホール機能について明記されていなくても、有線接続したら性能が大幅にアップした、なんてケースもあります。

ルーター同士の有線接続を前提として、デュアルバンドのメッシュルーターを購入するのであれば、事前に有線バックホール機能の有無をチェックしましょう。

また、もしルーター同士を有線接続できない環境でメッシュルーターをお探しなら、トライバンドの製品をオススメします。
トライバンドはイイお値段するので、悩みどころだとは思いますが…
買ってから後悔しないよう、じっくり考えてくださいね。

メッシュルーター購入時に見逃しがちな、バンド数。
メッシュルーター購入前は、ちょっとだけ気にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました