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【ブログ】夏を乗り切れ!マグネット網戸カーテンを使ってみた

風通しの悪い部屋。
ムンムン熱気がこもって、何もしなくてもジメジメ暑い。

部屋に窓はある。
けれど部屋の「対角線上」に、窓が位置していない。

「この壁をぶち抜ければ、風が通って涼しくなるのに…」

こんな悩みを抱えていた私でしたが、「マグネット網戸カーテン」で解決しました。

マグネット網戸カーテン

実際に使ってみて、満足しています。
風通しが良くなり、暑い夏でも快適に過ごせるようになりました。

ただ、ちょっと気になる点もあります。
このページでは、そんな不満も包み隠さず、実際の使用感をお伝えしますね。

むしむし暑い夏を乗り切るための、参考になれば幸いです。

マグネット網戸カーテンとは?

その名の通り、カーテン型の網戸です。
玄関やドアなど、普段は閉め切っているところを、かんたんに網戸にできます。

私は “YOTACHE” というメーカーの商品を買いました。
ドア枠の三辺に面ファスナーを貼り付け、床の部分はヒラヒラさせて設置します。

網戸の開閉は、マグネット式。
網戸の中央に磁石が内蔵されており、人が通り過ぎると、磁力で「パチパチッ」と閉じます。

網戸カーテンのマグネットを開いた様子
磁力で網戸カーテンが閉まる

網戸カーテンには、様々なサイズが存在します。
購入前にはドア枠のサイズをメジャーで測り、ドアのサイズに合った商品を選びましょう。

マグネット網戸カーテンの設置

ネット通販で網戸カーテンを購入したら、

  • 網戸カーテン本体
  • 面ファスナー
  • 画鋲

が届きました。
説明書を読みながら、設置していきます!

マグネット網戸カーテンの設置手順
  1. 面ファスナーをドア枠のサイズにカットする
  2. カットした面ファスナーをドア枠に貼り付ける
  3. 網戸カーテン本体を面ファスナーで貼り合わせる

はじめに、面ファスナーをドア枠のサイズに3分割します。
(ドア枠の)縦、横、縦の3つですね。

次に、カットした面ファスナーをドア枠に貼り付けます。

面ファスナーの裏面は「強力な粘着テープ」になっていました。
慎重に、ドア枠に貼り付けていきましょう。

最後に、網戸カーテン本体を面ファスナーで貼り合わせます。

網戸カーテンの三辺は、はじめから「面ファスナー状」になっています。
「ドア枠の面ファスナー」と「網戸カーテンの面ファスナー」を貼り合わせれば、設置完了です。

付属の画鋲は、使っても使わなくてもOK。
私は面ファスナーだけで留めていますが、特に問題ありません。

サイズ選びのポイント

網戸カーテンの横幅は、ドア枠の横幅と同じくらいか、やや大きめが良いでしょう。
網戸カーテンの横幅がドア枠よりも小さいと、パツンパツンにつっぱって、閉まりにくい(=マグネット同士が届かない)場合があります。

「大は小を兼ねる」で、やや大きめの網戸カーテンを選びましょう。

サイズについて、私のケースでは下記のとおり。

わが家のドア枠のサイズ縦(高さ)181cm × 横(幅)83cm
購入したマグネット網戸カーテンのサイズ縦(高さ)193cm × 横(幅)85cm

横幅の余った部分は、ちょっとだけ折り返して使用しています。

網戸カーテンの片隅を折り返してドア枠に合わせている

上図のとおり。
縦の余った部分については、後述します。

夏が過ぎたら、ベリベリっと網戸カーテン本体を剥がします。
秋・冬・春は使わないので、夏物の服と一緒に仕舞っておきましょう。

マグネット網戸カーテンの使用感

マグネット網戸カーテンを設置して…いざ、ドア・オープン。
すると、

なんと風の通ること!

いやー、これは涼しいですね。
やっぱり家屋の対角線上に “通り道” を作ってあげるだけで、F1レースのように、ビュービュー風が通り抜けてくれます。

夕方、エアコン(冷房)を付けていないのに「くしゃみ」が出た時は、思わず「ニヤリ」としてしまいました。

網戸としても、ちゃんと機能しています。
蚊が網戸カーテンに遮られ、「入れないよ〜」と言っている(←言っていない)様子を発見した時も、思わず「ニヤリ」としてしまいました。

扇風機だけで過ごせる時間が増え、エアコンの稼働時間は減りました。
省エネ・電気代の節約にもなり、環境にもおサイフにも優しいですね。

マグネット網戸カーテンのおかげで、「風通しを良くする」という当初の目的は達成です。ヤッタネ!

気になる点

一方で、使っていて気になる点もあります。

網戸カーテンの設置により、大きな荷物を持ち運びにくくなりました。
大きな荷物を持って網戸カーテンを通ると、どうしてもつっかえてしまいます。

布団程度の大きさなら、まだ何とかなります。
けれど大型の椅子を搬入する際は、一時的に網戸カーテンを「ベリベリッ」と剥がさざるを得ませんでした。

ドアのサイズにもよりますが、荷物の出し入れが多い人は要注意です。

また「床」とのスキマから、虫が侵入する可能性があります。

先述したとおり、ご紹介しているのは「カーテン型の」網戸です。
カーテンなので下部はヒラヒラしていて、床との間には “スキマ” ができてしまいます。

網戸のおかげで「蚊」や「ハチ」は防げます。
しかし、「ダンゴムシ」や「アリ」など地を這う系の虫は、完全に遮断するのが難しいかもしれません。

うーん、わりと辛いデメリットですね…。

対策として、網戸カーテンの “縦の余り部分” を、室内に敷いているカーペットの下に差し込むことにしました。

網戸カーテンの余りはカーペットの下に差し込んでいる
「網戸カーテン」と「床」とのスキマをなくす簡易的な対策

こんな感じ。
網戸カーテンを床に完全に固定すると出入りしづらいので、下部はヒラヒラさせつつ、カーペットに差し込んでいます。

これで虫が入ってくるスキマはないはず…
45日間ほど使用して、今のところ室内で虫を見ていないので、とりあえずOKです。

今後もしも室内でアリなどを見かけたら、出入り口付近に虫よけ・忌避剤を設置しようと考えています。
今のところ大丈夫なので、しばらく様子見ですね。

気になる点もありますが、ある程度は購入前から想定済みでした。
涼しく、過ごしやすくなったので、満足です!

マグネット網戸カーテンを使ってみた|まとめ

ページの内容をまとめます。

マグネット網戸カーテンの良かった点
  • 風の通り道ができて涼しくなった
  • 網戸で虫をシャットアウトしてくれる
  • 開放感◎
  • エアコンの稼働時間が減り、省エネ・節約
マグネット網戸カーテンの気になる点
  • 大きな荷物を出し入れしづらい
  • 床とのスキマから虫が侵入するかも
サイズ選びのポイント
  • ドア枠の横幅と同じくらいか、やや大きめサイズの網戸カーテンを選ぶ。網戸にゆとりが生まれて、マグネットがパチパチっと閉まりやすいから。

カーテン型の商品なので、どうしても床との間にスキマはできてしまいます。

家の中に虫が入るなんて、絶対イヤ!
許せない!!

という人は、網戸カーテンを買うのはやめておきましょう。
費用はかかりますが、業者に頼んで、ちゃんとした玄関網戸を設置する方が良いかなと。

もちろん私も、室内でアリを見たいわけではありません。
けれど、その辺の感覚が、

「とりあえず試してみて、ダメだったら使うのをやめれば良いや」

と、わりと大雑把な人間なので。
おウチの環境にもよりますが、試してみる価値はあると思いますよ。

私にとって網戸カーテンは、コスパに優れた商品でした。
一度「ひゅー」と風が吹き抜ける心地よさを味わったら、もう元には戻れません。

網戸カーテンを買う人は、まずメジャーを取り出して、ドア枠のサイズを測ってみてください!

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