
Soundcore Motion B、ほしいなぁ。
一応、防水らしいけど、実際どれくらい使えるんだろう?
Bluetooth接続は大丈夫?音質は?
使っている人の、率直なレビューを見たいな。
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、Soundcore Motion Bを3ヶ月ほど使っています。
購入前は、「音質どうかな?」「防水は大丈夫かな…」など、色々と不安でした。
結論からいうと、満足しています!
ただ、実際に使ってみると、いくつか気になる点もありました。
そのあたりも率直にレビューしたいと思います。
これからSoundcore Motion Bを買おうと思っているあなたの、参考になれば幸いです。
Soundcore Motion B レビュー|基本スペック

はじめに、Soundcore Motion Bの基本スペックを確認しましょう。
- 外観
- 大きさ
- 重さ
- バッテリー
- 音質
順に見ていきます。
外観
カラーはブラック。

シンプルでスタイリッシュな見た目ですね。
カドは丸みを帯びているので、やわらかい印象も受けます。
直方体の6面を、それぞれ見てみましょう。

こちらは前面部。音が出る面ですね。
soundcore の「d」の文字が、音符っぽくてかわいい♪

光を当てると、スピーカー内部の構造が透けて見えます。

上面(天面)には、5つの操作ボタンが配置されています。
黒色にまぎれていて見づらいですね…。
ボタンは左から順に、
- 電源
- 音量ダウン
- 多機能ボタン
- 音量アップ
- Bluetooth
上記のとおりです。
左端の白い光は電源ランプ、右端の青い光はBluetoothランプです。
真ん中の多機能ボタンのデザインは、先ほどの「音符っぽい d」ですね。なかなか粋です。
ボタンの凹凸は小さい、というかほぼ平らなので、持ち運ぶ際にもジャマになりません。自宅内のあらゆる場所に持ち運ぶので、ありがたい仕様です。

向かって左側面には、何もありません。

右側面には、平面キャップが付いています。

キャップを開けると、こんな感じ。
AUXポート・充電ポートがあります。
充電ケーブルは付属しています。

片側がUSB端子なので、私はDOC◯MOのACアダプタにつなげて、コンセントに挿しています。
なおAUXケーブルは、付属していません。別売りです。

背面部はこんな感じ。

最後に底面部。中央には色んな情報があったので、隠しています。
四隅の丸いクッションのおかげで、置いたときの衝撃を吸収してくれます。
外観の説明は以上です。
「ザ・シンプル」なスピーカーですね。(´ー`)
スペックの詳細は、Anker公式の製品ページをご覧ください。
大きさ
本体の大きさは、17.1 × 5.6 × 4.8 cm。
成人男性の手で持ったサイズ感は、

こんな感じです。
重さ
取扱説明書では、重さは約400gとされています。
実際に量ってみたら、350gでした。

「500mlのペットボトル(未開封)よりも軽い」程度の重さです。
片手でラクラク持ち運べます。
バッテリー持ちは良好
バッテリー持ちは良好です。
音量などで変わってきますが、最大12時間持続するとされています。
取扱説明書には、バッテリーに関する注意書きがあります。
バッテリーの寿命を長く保つために、少なくとも45日に一度満充電してください。
Soundcore Motion B 取扱説明書 より引用
上記の指示にしたがって、私は1ヶ月に1回、フル充電しています。
いまだに、バッテリー不足で悩まされた経験はありません。
聴きたい時に音楽を楽しめる。ありがたいことですね。
なお、充電時間は3時間です。
音質は満足
さぁ肝心の音質ですが、個人的に満足しています!
Bluetooth接続も途切れないので、じっくりと音楽の世界に入り込めます。
「低音」「高音」にわけて、音質をレビューしますね。
低音は普通
低音は、わりと普通かなと思います。
ベースもバスドラムも聞こえてきますが、「地を這うような、重厚な臨場感」とまでは、いかないです。あくまで個人的な意見ですが、ヒップホップなどのズンズンした臨場感を楽しみたい人には、ちょっと物足りないかもしれません。
高音が心地いい!
高音は、聴いていて心地いいです。
しっかりと高音域を鳴らしてくれて、かといって甲高いシャカシャカ音が耳につくわけでもなく。
丸みがある音で、ラクに聴けます。
そのため一度電源をつけると、つい流しっぱなしにしてしまいますね。
ここで少し、音質にまつわる体験談を。
これまで私は、500円程度のイヤホンをスマホに挿して、音楽を聴いていました。
ある日、過去にくりかえし聴いてきたJ-POPの曲を、Soundcore Motion Bで流してみることに。
そうしたら、ギターの音に感動してしまいました。
何度も聴いているはずなのに、初めてその曲のギターの良さに気づいたのです。
目をつぶれば、弦の振動が見えてきます。
大げさに聞こえるかもしれませんが私は、Soundcore Motion Bで、音楽の魅力を再発見できました。
以上のとおり、Soundcore Motion Bは、素人の私を満足させるには十分すぎる音質です!
Soundcore Motion B レビュー|気になる点

3ヶ月ほど使ってきて、気になる点が2つ出てきました。
- 前の曲に戻れない
- ボリューム調整について
順に見ていきます。
前の曲に戻れない
Soundcore Motion Bでは、スピーカーを使って「前の曲に戻る」操作ができません。
先述したとおり、スピーカーの上面には、5つのボタンがあります。

このうち、「曲の再生中」に使うボタンは、
- 音量ダウン
- 多機能ボタン
- 音量アップ
真ん中に位置する、この3つです。
「音量ダウン」「音量アップ」はそのまま、音量コントロールのボタンですね。
そして「多機能ボタン」ですが、主な機能は次のとおりです。
- 停止/再生(1回押す)
- 次の曲へ(2回つづけて押す)
上記のとおり。
(※他に「電話にでる機能」などもありますが、ここでは省略します)
多機能ボタンを2回つづけて押せば、「次の曲へ進む」ことはできます。
しかし「前の曲に戻る」コマンドは、用意されていません。
シャワーを浴び終えて湯船につかると、「さっきの曲、じっくり聴きたいな」と思うことがあります。そんな時、戻って曲を聴けないので、ちょっと残念ですね。
音量を微調整できない
Soundcore Motion Bは、音量の微調整が苦手かもしれません。
私は、自宅で音楽を聴いています。
自宅なので、そこまで大音量を鳴らすことはありません。
Androidスマートフォンと接続すると、音量は15段階から調整できます。
そのうち私が使うのは、「音量 1 or 2 or 3」のどれかです(小さめの音ですね)。
個人的には、この「音量 1 → 2 → 3」の間で、
音量 1 →(1.3 → 1.6 →)2 →(2.3 → 2.6 →)3
これくらい細かく調整できたら、ありがたかった。
元々私は、チクタク音が気になって壁かけ時計を外してしまうほど、音に敏感です。なのでこれは、物凄く細かい要求なのかもしれません。
とはいえ、私がこのように感じたのも、また事実。
過敏な私からすると、Soundcore Motion Bは音量の微調整ができなくて残念だなと感じました。
”音量の微調整問題” は、無料のAndroidアプリで解決しました。
上のアプリのおかげで、心地よく音楽に浸っています。(*´∀`*)
Soundcore Motion B レビュー|おすすめポイント

最後に、Soundcore Motion Bのおすすめポイントをご紹介します。
- 優れた防水性能
- 電源オン・オフの音がイイ
優れた防水性能
Soundcore Motion Bには、防水加工が施されています。
その防水規格はなんと、IPX7です!
…って言われても知りませんよね。私も初めて聞きました。笑
でもこのIPX7、どうやらかなり優秀みたいです。
参考までに、Anker社公式の製品紹介ページには、次のように書かれています。
IPX7規格の防水設計により、水滴、雨だけでなく短時間であれば水中へ沈めても内部へ浸水することはありません。海やプールでも水濡れを心配することなくお気に入りの音楽をお楽しみいただけます。
Soundcore Motion B 製品のポイントより引用
※一時的 (30分) に一定水深 (1m) の条件に水没しても内部に浸水しないと定義されています。
Soundcore Motion B 製品仕様より引用
上記のとおり。
お風呂に「ドポン」と落としてしまっても、すぐに拾えば大丈夫です。(*´∀`*)
実際に私も、浴室にSoundcore Motion Bを持ちこんで、お風呂でのんびり音楽を楽しんでいます。
あらかじめ脱衣所で、「スマホ==Soundcore Motion B」をBluetooth接続しておきます。聴きたい音楽を流しておいて、脱衣所にスマホを安置。そしていざ、Soundcore Motion Bとともに、至福のひとときを…。
お風呂でSoundcore Motion Bを使うと、音が反響するので気持ちいいですね。昨晩も、Jazz Radio(無料アプリ)を流しながら入浴しました。極楽すぎる。
Soundcore Motion Bを買ってからは、毎日のバスタイムが楽しみになりました。1日のうち、ちょっとでも癒やしの時間があると、生活がハリが出てきますね。
Soundcore Motion Bは、IPX7という優れた防水性能を備えています。その防水性は、生活の質までも高めてくれますよ。
電源オン・オフの音がイイ
先述したとおり電源ボタンは、本体上面の一番左に配置されています。

パソコン等でよく見る「電源マーク」ですね。
電源ボタンを押せば、電源がオンになります。
オフにしたい時は、電源ボタンを2秒長押しです。
…ここまでは別に、わざわざ取り上げる必要もない情報です。
ただ、なんかこの、電源オン・オフの音がイイんですよ。

電源つけるよぉぉぉ
(ギュゥゥゥン!⤴⤴ッポン♪)

電源消すよぉぉぉ
(ギュゥゥゥン!⤵⤵)
こんな感じで、電源オン・オフが非常にわかりやすいです。あと面白い。かわいい。頑張ってくれて健気。
最近はこの(面白い)音にも慣れてきましたが、いまだに不意をつかれると「…フフッ」と笑ってしまいます。
何てことないんですが、ぜひ実際に聞いてもらいたいです。
なぜかクセになりますよ。
Soundcore Motion B レビュー|まとめ

ページの内容をまとめます。
- 基本スペック
- 見た目も作りもシンプル
- コンパクトで持ち運びやすい
- 音質◎。低音ふつう、高音が心地いい
- 気になる点
- 前の曲に戻れない
- 音量を微調整できない
- おすすめポイント
- 優れた防水性で生活の質が高まる
- 電源オン・オフの音が愛おしい
Soundcore Motion Bは、シンプルなBluetoothスピーカーです。
そのシンプルさゆえに、細かく見れば気になる点もあります。
しかし総合的に評価すると、コスパの高い一台かなと思います。
Soundcore Motion Bを買ってから、毎日のバスタイムが、癒やしの時間になりました。休日はテレビを消して、音楽を流しながら朝食をとるようになりました。
この小さなスピーカーが、私の生活を変えてしまったのです。
あなたもSoundcore Motion Bで、毎日をほんのちょっぴり豊かにしてみませんか?
追記(2022年7月8日)
Soundcore Motion Bを使いはじめて1年4ヶ月が経ちました。
現在もバッテリー状況は良好です。
月1回の充電で、快適に音楽を楽しんでいます。
「もう一台買って、ワイヤレス・ステレオ・ペアリングしてみようかな…」と何度か悩みましたが、追加購入はしていません。一台だけでも満足していて、最終的に「まぁいいや」と買うのが面倒くさくなってしまうので。
臨場感あふれるステレオ再生を堪能したい人は、思い切って2台同時に購入することをオススメします。
また、やはり「防水」と「Bluetooth」の機能がありがたいですね。
特に冬場、ゆっくり湯船に浸かってリラックスしたいときには、欠かせないアイテムです。
音楽の好みも変わってきて、クラシックを聴くようになりました。
ベートーヴェン・交響曲第6番「田園」が、最近のお気に入り。
「Bluetoothスピーカー」は初めてでしたが、もう有線接続には戻れそうにありません。