【社労士】労働保険徴収法の覚え方【苦手な人へ】

社労士試験の勉強中。
労働保険徴収法、なんとなく苦手だな。
手続法だっけ?味気ないというか、もはやつまらない…。
社労士試験の徴収法の覚え方、勉強方法のポイントを知りたい。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • 労働保険徴収法が苦手な社労士受験生向けに、具体例を交えながら、徴収法の学習ポイントをまとめています。

この記事を書いている私は、平成最後の社会保険労務士試験に合格しています。

社会保険労務士試験の合格証書

労働保険徴収法って、つかみどころがないですよね…(;´Д`)

労働基準法や年金の学習ならイメージを膨らませやすいですが、徴収法の内容はイメージが湧きません。
徴収法を身近に感じられるのは、すでに社労士事務所で働いている人や、一部の人事・総務担当者くらいではないでしょうか。

このページでは、徴収法を勉強する際のコツをまとめています。

例年、択一式で6問も出題される徴収法。
取りこぼさないように、徴収法を得意科目にしてしまいましょう。

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社労士試験の労働保険徴収法が苦手な人へ

徴収法に苦手意識を持っている人は、わりと多いのではないでしょうか。
かくいう私も受験当時、徴収法は苦手でした。

内容にメリハリが感じられなくて、テキストの最初から最後まで、いつもダラダラ〜っとした勉強になっていました。はっきり言って、やる気が起きないんですよね…(;´∀`)

苦手の原因は、”遠い世界の話” に感じるからだと思います。
ならば徴収法の話題を、”自分の世界” に引き寄せましょう。

一例として、建設現場の張り紙を見てみてください。
建設現場に何が張り出されているかというと、労災保険関係成立表です。届出の論点で出てくるアレですね。

自分の目で、労災保険関係成立表の実物を見ると、

あぁ、実物はこんな感じなんだな…

このように、現実的な生々しさを味わえます。

「テキストの中」じゃなくて「自分が生きているこの世界」に、徴収法が存在している。
言葉にすると当たり前ですが、この感覚を実感すると、徴収法がグンと身近に感じるようになります。

ひたすら机に向かって一人で黙々とテキストを読んでいると、まったく違う世界の知識を学んでいる気持ちになってしまいます。”頭でっかち” への第一歩です。

徴収法に苦手意識を持っていて、モチベーションが上がらない人は、学習内容を ”自分ごと化” できないか、ちょっと考えてみてください。

社労士試験の徴収法の覚え方・勉強方法

労働保険徴収法の勉強方法のポイントを2つ、ご紹介します。

  • 労災保険・雇用保険との関連性を意識する
  • 階層的に覚える

順に見ていきます。

労災保険・雇用保険との関連性を意識する

労災保険法・雇用保険法との関連性を意識しましょう。
表面的ではない、深い理解につながります。

ご存知のとおり、労働保険徴収法における ”労働保険” とは、”労災保険” と ”雇用保険” を指しています。

でも徴収法を学んでいる時には、ついつい徴収法の学習内容だけに囚われてしまいます。

なぜ「建設業」と「立木の伐採の事業」が特別扱いされるのか?
なぜメリット制が存在するのか?

労災保険・雇用保険とのつながりを考えると、徴収法の規定の ”意義” が、透けて見えるようになります。
バラバラだった知識同士が手を取り合ってくれるので、勉強そのものが楽しくなってモチベーションもアップしますよ。

徴収法をすっ飛ばして、先に健康保険法を学んでもいいかな?
徴収法は暗記勝負らしいから、試験前に一気に取り組みたい

このような戦略を立てる人も、いるかもしれません。
暗記はなるべく直前期に、省エネで済ませられれば嬉しいですよね。

ですが、徴収法を後回しにする学習戦略はおすすめしません。
理由は2つあって、

  • 「労災・徴収」「雇用・徴収」はワンセットだから
  • 勉強した「順番」が、知識のスムーズな引き出しに貢献し得るから

上記のとおり。

択一式の科目分類からも分かるとおり、「労災・徴収」「雇用・徴収」はワンセットです。
「労災→雇用」と順に学んできたのであれば、そのまま「徴収法」の勉強に突入した方が、結果的には効率が良いかと。

また、これは実体験ですが、科目順を ”固定” して繰り返し学んだところ、知識のアウトプットがスムーズになったのでおすすめです。詳しくは、【社労士】勉強する科目の順番を「固定」すべき理由をどうぞ。

徴収法の学習時は、労災・雇用とのつながりを意識しましょう。

階層的に覚える

知識を階層的に覚えましょう。
脳内で整理された知識を、スムーズに引き出せます。

「階層的に覚える」とは、例えば

  • 継続事業のメリット制
  • 有期事業のメリット制

ではなく

  • メリット制
    • 継続事業の場合
    • 有期事業の場合

このように、知識をグルーピングすることを意味します。

本(=テキスト)って、平面的ですよね。
テキストには「第1章」「第2章」と章が立てられていますが、勉強にのめり込むと、

…?
今、第何章の何を学んでいるんだっけ…?

このように、迷子になることがあります。

迷子になったまま無理やり知識を暗記しても、「いつ、どこで使う知識なのか?」が分からず、モヤモヤします。
こうなると脳にストレスがかかって、知識が霧(=モヤモヤ)にまぎれてしまいます…。

知識を階層的に整理すれば、霧がサーッと晴れわたります。
クッキリと、輪郭を帯びた知識が記憶に残るため、必要な時にスムーズにアウトプットできるのです。

階層整理によって、「自分がわかっていない論点」も明確になります。
「無知の知」は、合格への道すじをつける上で強力な武器ですよ。

一例として、徴収法の「概算保険料」で学ぶ論点を階層的にまとめると、

  • 概算保険料
    • 申告・納付
      • 継続事業の場合
      • 有期事業の場合
    • 概算保険料の額
      • 継続事業の場合
      • 有期事業の場合
    • 認定決定
    • 増加概算保険料
    • 追加徴収
    • 延納
      • 継続事業の場合
      • 有期事業の場合
      • 認定決定の場合
      • 増加概算保険料の場合

ザックリですが、上記のとおり。

なお、さらに上位概念を階層化していくと、

  • 労働保険料の申告・納付
    • 概算保険料
    • 確定保険料

こんな感じ。

究極的には、テキストの冒頭に記載されている目次にたどり着きますね。
目次ページはサラッと流しがちですが、とても優れた教材ですよ。

階層整理することで、知識は立体的に脳内に収まります。
勉強時は、勉強している項目の上位概念を常に意識して、知識を階層的に捉えるよう心がけましょう。

社労士試験の徴収法の覚え方|まとめ

最近、インターネットのQ&Aサイトを見ました。
徴収法に限った話ではありませんが、社労士受験生の勉強に関する質問を読んで、ちょっと思ったことがあります。

この受験生、ちょっと細かな知識にまで深入りしすぎでは…?

上記のように思ったのは、「たしかに!言われてみると、なんでだろうね?」と、私も一緒に悩んでしまうような質問でした(合格済みなのにお恥ずかしい…)。
私の不勉強も原因ですが、それにしても質問のレベルが高いなぁと感じたのです。

高いレベルの知識を身につけることは、合格後を考えると、決してムダではありません。
でも、目的を ”試験合格” にフォーカスすると、ちょっとどうなのかな?と思います。

たしかに、制度の詳細な背景などを知っていれば、深く理解できます。受験勉強に没頭するうちに楽しくなってきて、「これはどういうことだろう?」「この規定の根拠は?」などと深堀りした経験が、私にもあります。

でも、勉強中に生じたすべての疑問点について、その都度立ち止まって解決していたら、いくら時間があっても足りません。

当面の目標は、”社労士試験合格” のハズです。
取らぬ狸の皮算用にならないよう、まずは”合格”に、照準を合わせてください。

まぁコレは、こういうものなんだろうな

こんな風に、あえて潔く割り切る図太さも、時には必要ですよ。

とはいえ、好奇心を持ち、物事に疑ってかかるその姿勢自体は、素晴らしいと思いますけどね!(^^)/

アクセルとブレーキを踏み分けつつ、効率よく合格を目指していきましょう。

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