【社労士試験】社一対策について【社会保険の意義を知る】

社労士試験の勉強中。
いよいよ最後の科目・社一だ。
労一とは違った意味で、また難しいな…。
社労士試験の社一の対策方法を知りたい。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • 社労士試験に合格した筆者が、社一の学習時に気をつけていた5つのポイントを解説します

この記事を書いている私は、平成最後の社会保険労務士試験に合格しています。

社会保険労務士試験の合格証書

「社会保険に関する一般常識」通称 ”社一” は、多くの人が、最後に学ぶ科目ではないでしょうか。
社労士受験の勉強に慣れてきた人でも、社一独特の雰囲気に、戸惑ってしまうかもしれません。

このページでは、社労士試験の社一対策についてまとめています。

社労士受験もいよいよ大詰め。
社一の壁を乗り越えつつ、全科目の特性を押さえましょう。

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社労士試験の「社一」対策について

「社会保険に関する一般常識」の学習時、私は次の5点に気をつけていました。

  1. 優先順位を強く意識する
  2. 法令分野を頑張る
  3. 健康保険法を学び直す
  4. 「社会保険」を広く捉える
  5. 知識を横断的に整理する

順に見ていきます。

1. 優先順位を強く意識する

優先順位を強く意識して、学習に取り組みましょう。
社一では、複数の法令を一気に学ぶ必要があります。

労一(労働一般常識)でも同様ですが、一般常識科目の攻略セオリーは ”広く・浅く” です。
幅広い範囲に ”広く・浅く” 取り組む一方で、得点は確実に積み上げねばなりません。

広く・浅く、かつ確実に。
両立するためには、優先順位をつけた学習が、何よりも大切です。

意識的に優先順位をつけるため、使用しているテキストの表記方法を、あらためて確認しましょう。

  • 論点の重要度は、星の数で表される。重要度マックスは、星5つ
  • 論点の優先度は、SABCで表される。優先度マックスは、S

表記例は、上記のとおり。
こういったテキストの見方・使い方は、テキストを開いた1ページ目に、しばしば記載されています。

何を今さら…

と思うかもしれません。
しかし、使用する勉強道具を知り尽くさないと、効率的な学習なんて不可能です。

優先順位を強く意識して、煩雑な一般常識の知識を、合理的にインプットしていきましょう。

2. 法令分野を頑張る

社一で出題される法令知識を、ガチガチに固めましょう。
得点に結びつきます。

一般常識科目では「法令問題」だけでなく、「白書・統計問題」も出題されます。

この「白書・統計問題」の対策が非常に難しいのですが…
社一は労一に比べて、「法令問題」の出題割合が高い傾向にあります。

「法令問題」は、論点を理解・暗記できていれば、ストレートに得点に結びつきます。
言い方を変えると、法令問題の得点を取りこぼすのは、非常にもったいない。

社一は、対策次第で基準点をクリアしやすい科目です。
社一の法令問題では、確実に得点を稼げるように対策しましょう。

なお、ネットで社労士試験の情報を集めていると、

「労一より社一の方が簡単!」

こんな言葉を目にするかもしれません。
たしかに私もそう思いますが、少なくとも受験勉強中は、全然簡単じゃありませんでした。なので、

うわぁ
社一は簡単らしいのに、全然わかんねぇ…
もうダメだ、おしまいだぁ…

こんな風に落ち込まなくて大丈夫ですよ。
「社一は簡単」と言ってる人でも、「簡単」と感じるまでに、相当な労力をかけていますから。

他人の言葉に振り回されず、どっしりと学習に取り組んでください。( ̄ー ̄)b

3. 健康保険法を学び直す

社一の学習につまづく人は、健康保険法を学び直してみましょう。
「健保」「社一」両方の理解が、相乗効果で深まります。

日本の医療保険の歴史は、健康保険法からスタートしました。

大正11年に健康保険法が制定されて以来、昭和13年に国民健康保険法、昭和57年には老人保健法が制定されています。
「健康保険法が日本の医療保険のベースになっている」と言っても良いかもしれません。

試験対策としても同じ。
ベースとなる健康保険の保険料に関する論点を精確に理解すれば、社一の各法の保険料についても、スッと頭に入ってきます。

社会保険の保険料の論点は、様々な要素が複雑に絡み合っています。
そのため、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか(受験生当時の私は、超苦手でした)。

他の受験生が ”苦手” であればあるほど、”得意” に換える価値は高まります。

社一の学習につまづく人は、健康保険法をじっくり学び直したり、社一の学習時にも健康保険法のテキストを開いたりしましょう。
健康保険との関わりを考えながら学べば、社一の理解はグッと深まります。

4. 「社会保険」を広く捉える

”社会保険” の概念を、広く捉える意識を持ちましょう。

社一を学んでいるのであれば、すでに健康保険法、国民年金法なども勉強済みですよね。

では、そもそも ”社会保険” って何ですか?
”社会保障” とは、何が違うんですか?

社一は、「社会保険に関する一般常識」です。

健保、国年など、個別・具体的な法律の細かな知識も、もちろん大事。
でも同時に、個別の法律が、どのようなグループに分類されるのか?広く全体の一部として、社会保険各法を捉える意識を持つ必要があります。

ちなみに ”社会保険” は、

  • 医療保険
  • 介護保険
  • 年金保険
  • 労働保険

ざっくりと、上記のようにグループ分けできます。

自分は今、どこの何を学んでいるのか?
”社会保険” を広く捉えて、しっかりと地に足をつけて学習を進めましょう。

5. 知識を横断的に整理する

インプットした知識を、横断的に整理しましょう。
アウトプットがスムーズになります。

社一では、「国民健康保険法」「介護保険法」などの法律を学習します。

これらの法律には、類似論点がたくさんあります。
法律ごとに学んだら、次は類似論点の切り口から、知識を横断的に整理すると良いでしょう。

  • 責務規定
  • 費用負担
  • 審査請求
  • 基本指針・運営方針・実施計画 など

類似論点の例は、上記のとおり。

勉強していて「ややこしいなぁ…」と感じる論点は、出題側からは「問いやすい」論点です。
横断的に一覧にまとめ、脳内からスムーズに引き出せるよう工夫してください。

「社会保険に関する一般常識」の「費用負担」の論点を、ホワイトボードで横断的にまとめている

私は上図(法改正にご注意ください)のように、横断整理学習にホワイトボードを活用していました。
カラフルにまとめられるので、ホワイトボード学習はおすすめですよ。

社一の特徴を押さえつつ、ひとまず社労士試験の全範囲を学び終えてしまいましょう。

社労士試験の「社一」対策|まとめ

社一は、労一とはまた違う特徴を持った科目です。
社一の学習に取り組む際は、労一の学習時とは異なる戦略が求められます。

最後の鬼門・一般常識の壁を乗り越えて、合格(ゴール)に向けて一目散に走りましょう。

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