【難しい…】社労士試験”健康保険法”の覚え方のポイント

社労士試験の勉強中。
健康保険法のテキストが分厚くて、なかなか先に進まないな。
覚えなきゃいけない知識も多いし、なによりも難しい…。
社労士試験の健康保険法のポイントや、覚え方のコツを知りたい。

こういった疑問に答えます。

このページの内容
  • ボリューム満点の健康保険法を攻略するには
  • 「特定4分の3未満短時間労働者の適用」に関する論点の覚え方について

この記事を書いている私は、2度目の受験で、平成最後の社会保険労務士試験に合格しました。

社会保険労務士試験の合格証書

健康保険法の学習、つらいですよね…。

私は受験1年目、健康保険(と労一)の選択式で基準割れとなり、不合格でした。
そのため2年目の学習時には、健康保険法に苦手意識を持っていました。

健康保険法はボリュームたっぷりで、絶望しがちな科目です。

しかし健康保険法を頑張れば、後々「厚生年金保険法」「社会保険に関する一般常識」の学習が、格段にラクになります。

時間や労力をかけるだけの価値は、十分にあります。
社労士試験における ”一つの山” と捉えて、健康保険法に食らいついてください。

学習のポイントを押さえ、大きな山を乗り越えましょう。

記事内で言及している内容は、私が2016〜2018年当時に学んだ知識に基づいています。くれぐれも、法改正情報にお気をつけください。m(_ _)m

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社労士試験”健康保険法”覚え方のポイント

私が感じた健康保険法の難しさは、ヘビーな論点が多いことでした。

健康保険法のヘビーな論点は、下記のとおり。

  • 健康保険組合
  • 被保険者
  • 標準報酬
  • 保険給付
  • 費用負担

上記のとおり。
ザックリですが、私の中で健康保険法の ”柱” は、この辺りのイメージ。

それぞれの ”柱” がボリューム満点で、かつ重要なので、学習が大変です。
これだけ ”柱” が多いと、集中力のキープが難しいんですよね…。

そこで、テキスト学習を始める前に、あらかじめ重要論点だけをチラ見しておきましょう。
最後までやり抜く ”粘り強さ” を得られます。

私はフォーサイトを受講していたので、フォーサイトを例に説明しますね。

フォーサイトのテキストでは、論点の重要度が

  • 星の数
  • 色枠
  • ABC分類

などで表されています。
重要度MAXは、星5個の黄色い枠、Aゾーンです。

驚くほどカラフルなテキストで、評判どおり分かりやすかったですね。

集中して最後までやり抜くためには、テキストの1ページ目から学び始める前に、まず星5個・黄色枠・Aゾーンの最重要論点だけをパラパラと目を通しておきましょう。

ポイントは、あくまで「目を通す」程度に留めることです。
理解することが目的じゃないので、深入りしないようにしてください。
深入りしたら結局、中途半端な学習になってしまいます。

上記の作業は、まぁ言ってしまえば「予習」ですね。
でも「予習しましょう」では、ちょっと味気ないかなと。

私のイメージとしては、次のとおり。

「健康保険法のテキスト一冊」という長いマラソン。
最後まで走り抜くため、あらかじめ車でマラソンのルートを下見して、ルート途中の重要論点たちにあいさつ回りに行く。

あ、”生計維持の認定基準” さん、はじめまして。
これから健康保険法を学び始める新人です。
どうぞ、よろしくお願いします。m(_ _)m

”保険給付等に係る国庫補助” さん、こんにちは。
不慣れゆえ至らない点もあると思いますが、何卒お手柔らかにお願いします。m(_ _)m

あいさつ回りが済んだらスタート地点に戻ってきて、いざ、ヨーイドン!

こんな感じ。

重要論点たちと顔見知りになっておけば、マラソン本番でそこを通る時、

あぁ、”傷病手当金と出産手当金の継続給付” さん。
道端からの応援ありがとう。

こんな風に、親近感を覚えます。笑

…謎のたとえになりましたが、全体のボリューム感重要論点をあらかじめ把握しておけば、健康保険法の学習を安心して進められますよ。

いつまで走れば終わるのか?
途中でどんな猛獣が襲ってくるのか?

そんなことも分からないハンター試験の一次試験のようなマラソン大会なんて、出場したくありません。

事前にルート確認・あいさつ回りを行って、重要論点さん達と仲良くなっておきましょう。

ボリューミーかつヘビーな健康保険法を攻略するため、楽しみながら学んでください。

社労士試験の健康保険法で難しい論点

個人的に、健康保険法で特に難しかった論点が、「特定4分の3未満短時間労働者の適用」でした。

  • 特定適用事業所以外の適用事業所について
  • 特定適用事業所に該当しなくなった適用事業所について。ただし、…
  • 労使合意に基づく適用の拡大と、適用の取消し

対象者が「被保険者となる」のか、「被保険者とならない」のか。
原則と例外が入り乱れていて、理解できるまでに時間がかかります。

社労士試験の全学習範囲の中でも、最も歯ごたえのある論点の一つだと思います。

法律の難しさ・ややこしさが、如実に現れている論点なのかなと。
その分、学習に取り組む際の充実感や、理解できた時の達成感も ”ひとしお” でしたね。

「特定4分の3未満短時間労働者の適用」に関する論点が苦手な人は、次のポイントを押さえましょう。

  • 用語の定義をしっかり押さえる
  • 時間をかけて、じっくり理解する
  • 条文の論理構造を単純化する

順に見ていきます。

用語の定義をしっかり押さえる

用語の定義を、しっかりと押さえましょう。
基礎・基本こそ、何よりも大切です。

条文に出てくる用語の意味がわからなければ、条文を理解できるはずがありません。
英単語を覚えていなければ、英文は読めませんからね。

  • 適用事業所とは?
  • 特定適用事業所とは?
  • 特定労働者とは?
  • 4分の3未満短時間労働者とは?
  • 4分の3以上同意対象者とは?
  • 2分の1以上同意対象者とは?

まずは、条文に登場する一つひとつの用語の定義を、確実に理解してください。

時間をかけて、じっくり理解する

時間をかけて、じっくり学びましょう。
焦りは禁物です。

先ほども言いましたが、「特定4分の3未満短時間労働者の適用」の論点は、理解できるまでに時間がかかります。
ソワソワした気持ちで学んでも、なかなか頭に入ってきません。

「時間がかかるものだ」と覚悟を決めて、腰を据えて学習に臨んでください。

なお、一度理解できてしまえば、解答作業はパズルを解くようなものです。
解答作業はわりと楽しいので、「今が一番苦しい時期だ」と思って、根気強く頭を使いましょう。

条文の論理構造を単純化する

条文の論理構造を、単純化して捉えましょう。
内容自体はシンプルです。

「特定4分の3未満短時間労働者の適用」の難しさは、”表現が回りくどい” の一点に尽きます。
よくよく見ると内容は単純で、要するに「被保険者になる?ならない?」の要件を示しているだけです。

なのに、

  • 〇〇以外の△△
  • (□□を除く)
  • ◆◆の規定を適用しない
  • 〜。ただし、・・・

こんな回りくどい言い方のせいで、複雑に感じてしまうんですよね。(~_~;)

単純化して捉えましょう。
たとえば「適用事業所」の言葉を「X」と置き換えると、元の文章は次のようにシンプルになります。

当分の間、特定適用事業所以外の適用事業所(国又は地方公共団体の当該適用事業所を除く)に使用される特定4分の3未満短時間労働者については、健康保険の被保険者としない。

↓↓

当分の間、特定X以外のX(国又は地方公共団体の当該Xを除く)に使用される特定4分の3未満短時間労働者については、健康保険の被保険者としない。

上記のとおり。
だいぶスッキリしましたね。

このように、複雑に見える条文をシンプルに捉え直した上で、条文の論理構造を解読してみてください。

ちなみに私は、論理構造の理解のために、

表:被保険者となる
裏:被保険者とならない

とだけ書き込んだ ”暗記カード” を使いました。
…もはや ”暗記カード” じゃないですけどね。笑

カードの使い方は、下記のとおり。

条文をブツブツ読み上げながら、「被保険者となる」「被保険者とならない」としゃべるタイミングで、カードの正しい面を合わせる。
「〇〇の規定は適用しない…つまり被保険者とする」といった具合に、補足も加えながら読み上げつつ、論理構造をチェック。

上記のとおり。
実際に目で見ながら論理構造をチェックできるので、おすすめですよ。

それから、ホワイトボードもかなり使い倒しました。

↑↑受験当時の、実際のホワイトボード・メモの画像(古い画像なので、法改正にご注意ください)。

個人的に社労士受験は、ホワイトボードのおかげで乗り切った部分もあります。

ホワイトボードの魅力は、【社労士】横断整理におすすめの勉強道具にて詳しく語っています。よかったら、あわせてご覧ください。

色んな勉強道具を試しながら、難関の健康保険法を攻略していきましょう。

社労士試験”健康保険法”の覚え方|まとめ

健康保険法は重要論点が多く、ボリューム感に圧倒されやすい科目です。

学習時に感じる「大変だ…」「難しくて苦痛…」といったネガティブな感情は、「やりがいがある!」と前向きに変換してみてください。

楽しみながら学べるように、工夫をこらしていきましょう。(´∀`)

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