
社労士試験の勉強方法を知りたい。とりあえず勉強を始めたけれど、本当にこれでいいのか不安だ…。合格者の勉強法を参考にしたいな。
こういった悩みに寄り添います。
- 社労士試験の勉強方法
- 受験生当時に実践していたこと
この記事を書いている私は、平成最後の社会保険労務士試験に合格しています。

2021年には、事務指定講習を修了しました(※登録はしていません)。

社労士試験の受験勉強は、長期にわたります。
長い受験期間中には、「本当にこれで大丈夫かな…」と不安になることも、ありますよね。
このページでは、社労士試験の勉強法について触れています。
ですが、即効性のある、裏ワザ的な勉強法は、ここには書かれていません。
それでもよろしければ、少しだけお付き合いください。m(_ _)m
社労士試験の勉強方法について

ざっくりですが、私がどうやって社労士試験の勉強をしていたか、言語化してみます。
- テキスト・過去問を繰り返す
- 暗記する
- 横断的に整理する
- 法改正に対応する
すみません、当たり前すぎですね。
でも本当にこんな感じで、別に特別な勉強はしていません。
テキスト・過去問を繰り返す
強いて言えば、私はテキスト・過去問の繰り返しを重視していたかなと思います。元々、理解力が残念な頭なので、繰り返すことで補おうという戦略です。
テキスト・過去問は、少なくとも10周したと思います。

いやいや、10周とかムリだわ…
って思うかもしれませんが、別にいつもカンペキに勉強しなくても大丈夫ですよ。私がイメージしてたのは、「漁網の網の目を、ちょっとずつ小さく狭めていく」ということです。

上図のイメージ。
はじめは大枠(全体像)をつかめれば、それで十分です。
学習を繰り返すごとに網の目を小さくしていって、徐々に細かな論点・知識もキャッチしていく…伝わりますかね?(;´∀`)
こんな感じで、私の勉強法の特徴を挙げるなら、繰り返しだと思います。
暗記する
暗記には、自作の暗記カードを活用しました。
手間ヒマかかって面倒でしたが、効果はありましたよ。
暗記カードの活用法について詳しくは、【社労士試験】暗記カードを自作してスイスイ記憶するコツをどうぞ。m(_ _)m
横断的に整理する
社労士試験の対策には、科目横断的な学習が欠かせません。
横断学習について詳細は、【社労士】横断整理におすすめの勉強道具にて説明しています。記事タイトルにあるとおり、私は「ある勉強道具」で、横断学習を乗り切りました。
なお、横断学習に取り組むと、一時的に知識が混乱します。
それまで「労働基準法」「雇用保険法」「国民年金法」と法律ごとにまとめていた知識を、バラバラにして別の視点から記憶し直すからです。
知識の横断整理には、勇気がいります。
でもその分、リターンは大きいですよ。
法改正に対応する
最新の法改正の知識を身につけましょう。
社労士試験に合格するには、法改正の対策も必須です。
私は先述の「繰り返し学習」とは別に、意識的に時間を確保して、法改正対策に臨みました。
ものすごく当たり前の内容になってしまいましたが、私の学習法は以上です。
社労士試験の勉強方法|実践編

つづいて、もう少し実践的なアレコレについて。
受験当時に私が意識したことを、赤裸々にお話しします。
- 教材と自分を信じる
- 集中できる環境を作る
- いつでも、どこでも勉強する
順に見ていきます。
教材と自分を信じる
信じることは大切です。
いきなり自己啓発っぽくて、すみません。笑
たとえば、

あぁ、やっぱりあっちの講座の方が良かったかな…
と思いながら勉強しても、身にならないですよね。
身にならない、というよりも「勉強に身が入らない」と言うべきでしょうか。同じように、

あぁ、この勉強法でいいのかな…
と思いながら勉強するのも、避けるべきです。
どう頑張っても、最終的に「運」がからんでくる理不尽な試験。勉強法に悩んでも、仕方ないです。
ネット情報に、振り回されないでください。
あなたが「よし!」と思ったやり方を、貫いてください。
…今、まさにネット上で語っているお前に言われても、って感じですよね。笑
でも本当に、大事だと思っています。
あなたが不安な時は、他の受験生も不安です。
信じた道を、一歩ずつ進みましょう。
集中できる環境を作る
合格のため、集中できる環境を作り上げましょう。
私は受験勉強期間に、LINEアプリをスマホからアンインストールしていました。正直やり過ぎかもしれませんが、社労士試験に合格するには、それなりの「覚悟」は必要です。
自分の「当たり前」を疑いつつ、学習環境を整えましょう。
いつでも、どこでも勉強する
いつでも、どこでも勉強しましょう。
「スキマ時間」の重要性は、すでにお分かりかと思います。
ならば、どうすれば「スキマ時間」を「勉強時間」に変換できるか、一度じっくり考えてみてください。
私のスキマ時間の生かし方は、次のとおり。
- 暗記カード(勉強道具)を台所に置いておく
- Wordで「届け出暗記表」を作成・印刷し、トイレの壁に貼る
- 暗記カードのオモテとウラを思い出し、ご飯を食べながら頭の中で出題・回答する
学習のヒントになれば、幸いです。m(_ _)m
なお、運転中の学習には十分ご注意ください。
私は事故が恐いので、自動車の運転中には音声などで勉強しませんでした。
机に向かってシャーペンを握る時だけが、勉強ではありません。
いつでも、どこでも勉強できるように、工夫しましょう。
社労士試験の勉強方法は「コツコツ地道に」

ページの内容をまとめます。
- 社労士試験の勉強方法|私の場合
- テキスト・過去問を繰り返す
- 暗記する
- 横断的に整理する
- 法改正に対応する
- 社労士試験の勉強方法|実践編
- 教材と自分を信じる
- 集中できる環境を作る
- いつでも、どこでも学ぶ
社労士試験には、「運」が絡む厳しさがあります。
けれど同時に、地道に学び続ければ、合格のチャンスは巡ってきます。
勉強に不安な時ほど、ネットに「答え」を求めがち。
でも一番良いのは、あなた自身が考えて出した「答え」です。
私が発信している情報も含めて、ネット情報に流され過ぎないでくださいね。
コツコツと一歩ずつ進み、合格を目指していきましょう。