この記事を書いている私は、平成30年の社会保険労務士試験に合格しています。

社労士試験を直前に控えた、平成30年8月25日(土)の私へ。
試験前日の自分に、6つのメッセージを贈ります。
社労士試験前日の私へ

1
試験前日の夕方。
急きょ、兄夫婦が子どもを連れて、わが家にやって来ます。
「まじかよ、ペース乱れるじゃん…」
こんな風に悶々とする思いも、芽生えるかもしれませんね。
でも、よく思い出してください。
兄も義姉も、どれだけあたたかく見守ってくれたか。
甥っ子の無邪気な笑顔に、どれだけ心が洗われたことか。
あなたは一人じゃありません。
孤独に感じる受験勉強の期間でも、必ず周りの支えがあったはずです。
いま一度、感謝の気持ちを思い出してください。
それこそが、本番の緊張感をほぐす、何よりのエネルギー源になります。
みんなのあったかい笑顔を思い出しましょう。
大丈夫。みんな、あなたの味方です。
2
今夜は眠れるかどうか、不安ですよね。
「眠れなかったらどうしよう…」と思うと、余計に目が冴えてしまう恐怖を、あなたは知っていますから。
大丈夫です。眠れます。
たしかに寝付くまでに、いつもより時間はかかります。
けれど、自分でも驚くほどぐっすり眠って、朝はしゃっきり目が覚めます。
安心して、布団に入ってください。
3
本番であなたが「難しい」と感じる問題。
試験後に調べてみたら、正答率が低かったことが分かりました。
難しいのは、出題側の狙いです。
得点できる問題で得点すれば、合格できます。
深く呼吸して、淡々と解答しましょう。
4
練習は本番のように、本番は練習のように。
いつも通りやれば、合格は自ずとついてきます。
リラックスしてください。
肩の力を抜いてください。
今までの積み重ねを、信じましょう。
5
全問に正解する必要はありません。
合格点を取れば、それで合格です。
同時に、一問たりとも気を抜いてはなりません。
午前中の選択式では、かつてないほどのプレッシャーを味わうでしょう。
「こんなに集中して考えて、午後の体力は大丈夫か?」
こんな不安が、頭をかすめるかもしれません。
昼休みは、充分あります。
体力を回復する時間は、充分あるんです。
純粋に目の前の「一点」を、全力で ”もぎ取りに” いってください。
6
今味わっている緊張感は、あなたの味方です。
真剣に受験に向き合ってきた証であり、あなたの心と体が、あなた自身を奮い立たせようと、頑張って働いてくれている証でもあります。
東京五輪に臨むアスリートも、「緊張している。でも、これで良いんだ」こう言っていました。
また、ある人は私に、
「それほどの緊張は、経験したくても、できるものじゃない。
貴重な機会だ。思いきり楽しんでこい」
こう言ってくれましたよね。
その緊張感は、あなたが ”獲得” したものです。
緊張している自分を誇ってください。自分自身に、感謝しましょう。
社労士試験前日の私へ|さいごに

極めて主観的・個人的な内容にもかかわらず、ここまでお読みいただいて、ありがとうございます。m(_ _)m
「もし試験前日に、このページを読んでいる人がいたら?」
こんな想像を膨らめると、なんだか不思議な気持ちになります。
あなたは明日、試験本番なんですよね。
そんな大切なタイミングに、私の文章を読んでいる人がいる。
改めて「ブログを書く」という行為に、身が引き締まる思いです。
それから、ありがとうございます。
たとえ偶然だとしても、ネットの海の中から、当ブログにたどり着く。
これも、何かの ”縁” なのかなと。
私の受験経験が少しでもあなたのお役に立ったら、こんなに幸せなことはありません。
私はあなたを応援しています。
どこの誰かも分かりませんが、社労士受験に本気で挑んでいるあなたを、心から応援しています。
4時間50分に、これまでの全てをぶつけてきてください。
そのためにも今日は、明日に備えて、ゆっくり休んでくださいね。