
最近、Woooの調子が悪い。
このまま壊れて、過去の録画データが失われたらツライ…。
Woooで録画した番組を、新しく買い替えるテレビで見る方法はないの?
こういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、2021年現在も日立・Woooでテレビを視聴しています。
ですが、最近どうもWoooの調子が悪く、「いつ動かなくなるか」と内心ビクビクしています。
そうなると心配なのは、今までの録画データ。
せっかく録りためたお気に入りの番組たちが、テレビの故障・買い替えですべて見れなくなったらツライですよね…。
「まぁ、仕方ないか…」と、なかば諦めながら色々と調べたところ、なんと解決しました。
著作権の問題もクリアしており、完全に合法です。
しかも、Woooから別のメーカーのテレビに買い替えた後にも、録りためたテレビ番組を視聴できます。
どんな機器を使うのか?
結論からいうと、iVDRプレーヤーです。

では、詳しく見ていきましょう。
Woooの録画データを移動する方法

Woooに録画した番組を、別のテレビで視聴するために。
iVDRプレーヤーを活用しましょう。


iVDRプレーヤー?何それ?
という方のために、まずiVDRから説明していきます。
iVDRとは
iVDRとは、抜き差し可能な、カセット型のハードディスクです。

画像は、500GBのiVDRカセット。
1TB(≒ 1,000GB)のカセットなどもあります。
iVDRは、テレビ番組の録画・保存に対応しています。
著作権保護技術・SAFIAによって、テレビ番組の著作権を守りながら、録画番組をユーザーが楽しめるように工夫されているのです。
iVDRを使えば、テレビ番組を気軽に録画できます。

あ、データ容量がパンパンになった
こんな時も、新しいカセットに挿し替えればOK。
過去に録画した番組を消去することなく、カンタンに追加録画が可能です。ありがたいですね。
ほとんどのiVDRはマクセル製で、マクセルの製品は「iV(アイヴィ)」の愛称で親しまれています。
以上のように「iVDR」とは、テレビ番組を録画できるカセット型のハードディスクです。
iVDRプレーヤーとは
次に、iVDRプレーヤーについて。
iVDRプレーヤーとは、iVDR専用の再生機です。
「DVDプレーヤーのiVDR版」と考えると分かりやすいかも。
わが家のiVDRプレーヤー(VDR-P400)を、写真と一緒にご紹介します。

iVDRプレーヤー・VDR-P400の全体像。
ブラックカラーがかっこいい。

前面右側の拡大図。
再生・停止ボタン、電源ボタン、USBポートがあります。

前面左側の拡大図。
iVDRカセットの挿入口があります。

背面の拡大図。
LANポート、HDMIポートが一つずつあります。
HDMIケーブルでテレビと接続するだけで、プレーヤーとしてすぐに使えます。
余計な機能が付いてないので、シンプルで使いやすいですよ。

付属のリモコン。
コンパクトで丸っこくて、かわいいデザインですね。
以上まとめると、
- iVDRは、抜き差し可能なカセット型ハードディスク
- iVDRは、合法的にテレビ番組を録画できる
- iVDRプレーヤーは、iVDR専用の再生機
- テレビ⇔iVDRプレーヤーの接続には、HDMIケーブルが必要
こんな感じですね。
「録画データをPCに移動して、それから…」
「著作権は大丈夫かな…」
などと悩まずに、手軽に録画番組を保存できるのでありがたい。

今まで、Woooテレビ本体に録画してたんだけど…
こんな方も、iVDRに対応しているWoooなら、Wooo本体の録画データをiVDRカセットに移動できます。
わが家のWooo(L37-XP03)では「ダビング」または「ムーブ」の機能を使って、Woooの内蔵HDDからiVDRカセットに録画データを移動しました。
トリセツを見るなどして、まずはお使いのWoooがiVDRに対応しているかチェックしてください。
Woooの録画データを移動して新しいテレビでも楽しもう

録りためた番組を他のテレビでも視聴するために、iVDRプレーヤーを活用しましょう。
- iVDR
- iVDRプレーヤー
- HDMIケーブル
を用意すれば、Woooの録画データをカンタンに移動・視聴できます。
ただし、一点だけ問題が…
2019年3月末をもって、マクセルは「iVDRカセット」を生産終了してしまったのです。
2019年4月以降、iVDRカセットの販売は在庫限りとなっています。
市場に出回っているiVDRカセットは、いつなくなっても不思議ではありません。
個人的にiVDRは、素晴らしい技術・製品だと思っています。
姿を消してしまうのが、本当に惜しい…
なので、もしあなたが、
「大切な録画データを残したい」
「過去に録画した番組を、新しいテレビでも楽しみたい」
このように思っているのであれば、なるべく早く行動することをオススメします。
すでに日立も、テレビ事業から撤退済み。
この辺りを考えると、「iVDRプレーヤー」の生産終了も時間の問題だと思いますので…。
さらに、Woooの使用年数が長くなるにつれて、

Woooの調子が悪い…
こんな人も徐々に増えてくるでしょう。
そうなると、今のあなたと同じように考え、ネットで調べて、iVDRプレーヤー・iVDRカセットの需要は高まります。つまり、時間が経てば経つほど、購入価格が上がる可能性が高いのです。
思い入れのある録画番組を、これからも楽しむために。
iVDRプレーヤー・iVDRカセットを、早めに入手しておきましょう。