この記事を書いている私は、2018年5月からワイモバイルを利用しているユーザーです。
2021年2月末に、「スマホベーシックプランS」から「シンプルSプラン」に契約変更しました。シンプルSプランに関する情報を、このページで共有できればと思います。
個人的には大満足の「シンプルSプラン」。
ですが、プラン変更に注意が必要な人もいますので、そのあたりにも触れていきますね。
ワイモバイルのシンプルSプランに契約変更した話

シンプルSプランに契約変更した経緯について、Q&A形式でまとめました。早速、見ていきましょう。

元々、どのプランだったの?
変更前のプランは、スマホベーシックプランSでした。

なんで変更したの?
ずばり、安くなるからです。

具体的にどう安くなったの?
私のケースでは、ポイントは2つ。
- 基本料が最大700円安くなる
- 家族割の割引額が増える
順に見ていきます。
基本料が最大700円安くなる
シンプルSプランに変更したことで、月々の基本料が最大700円安くなりました。
契約前の「スマホベーシックプランS」の基本料は、2,680円/月。そして「シンプルSプラン」の基本料は、1,980円/月。-700円ですね。
ただ、この「700円安くなる」には、少しカラクリがあります。700円安くなることと引き換えに、10分間の通話かけ放題ができなくなってしまうのです。
スマホベーシックプランSには、基本料2,680円の中に、10分間のかけ放題サービスが含まれています。契約すれば自動的に「10分間の通話かけ放題」がついてくる点が、従来のワイモバイルの特徴でもありました。
シンプルプランでは、通話かけ放題はオプション制。つまり契約ユーザー自身が、通話かけ放題オプションを付けるか付けないか、選択できます。
かけ放題オプションを付ける場合は、次の2つから選択します。
だれとでも定額 | 10分以内 | 700円(税抜) |
スーパーだれとでも定額(S) | 無制限 | 1,700円(税抜) |
上記のとおり。
「通話」に関してスマホベーシックプランSの状態をキープしたいのであれば、シンプルSプランに「だれとでも定額」のオプションを付けることになります。すると、
1,980円 + 700円 = 2,680円
となりますね。
「だれとでも定額」を付けた月々の料金は、スマホベーシックプランSの基本料と変わらないんです。
かけ放題オプションを付けない場合は、30秒あたり20円の通話料がかかります。
私はワイモバイルで、ほとんど通話をしません。
30秒あたり20円の通話料が毎回かかったとしても「まぁ安くなるだろうな」と思ったので、シンプルSプランに変更することにしました。
先ほど「最大700円安くなる」と言ったのは、月の通話時間によって料金が変わってくるためです。まったく通話しない月は、スマホベーシックプランSより700円安くなることになります。
以上、シンプルプランに変更した1つ目のポイントは、最大700円安くなることでした。
家族割の割引額が増える
2つ目のポイントは、家族割です。
スマホベーシックプランSの時から私の契約では、月々の基本料に「家族割」が適用されていました。
スマホベーシックプランでは、家族割の割引額は500円/月でした。それがシンプルプランでは、なんと毎月1,080円も割引してくれます。これ、かなり大きな変更点ですよね。
先ほど、次のように説明しました。
「通話かけ放題」に関して、スマホベーシックプランSの状態をキープしたいのであれば、シンプルSプランに「だれとでも定額」を付けることになります。すると、1,980円 + 700円 = 2,680円となりますね。「だれとでも定額」を付けた月々の料金は、スマホベーシックプランSの基本料と変わらないんです。
これを読んで、

あぁ、それじゃあ「だれとでも定額」を付けようとしているぼくは、シンプルプランに変更するメリットはないか…
と思われたかもしれません。
しかし現在「家族割」が適用されている人は、シンプルプランに変更すれば、家族割の割引額が増えます。
後述する注意点もありますが、基本的にシンプルプランは、多くのユーザーにとって安くなるプランだと思いますよ。
ということで、私のケースでは
- 基本料が最大700円安くなる
- 家族割の割引額が増える
上2つの理由から総合的に費用が抑えられるので、シンプルプランへの変更を決めました。

なるほどー
シンプルプランへの変更で、特に注意すべき人は?
すべての注意点を網羅しているわけではありませんが、思いつく限りでは次のような人でしょうか。
- 契約期間に縛りがある人
- 新規割が適用されている人
契約期間に縛りがある人
現在契約しているプランに「縛り期間」がないか、確認しましょう。
更新月でない月にプラン変更をすると、契約解除料9,500円が発生する可能性があります。
たとえば「スマホプラン」に契約中の人は、2年の契約期間の縛りがありますよね。いわゆる「2年縛り」ってやつ。
この契約期間には「更新月」が定められています。
更新月以外のプラン変更は、原則として契約解除料9,500円が発生してしまいます。「違約金」「解約金」と呼ばれる費用ですね。
ご自身の契約プランや更新月に関する情報は、My Y!mobileから確認できます。
実際にシンプルプランに変更する前に、自分の契約状況を把握しておくと良いですよ。
一定の条件を満たすことで、縛り契約であっても契約解除料が免除されるケースもあるようです。詳細は、ワイモバイル公式ページをご覧ください。m(_ _)m
ちなみに私は「スマホベーシックプランS」だったので、縛りを気にせずシンプルSプランに変更できました。

そうか!
ぼくも「スマホベーシックプラン」だから、契約期間に縛りはない。早速シンプルプランに変えよう!
ちょっと待ってください。
念のため、次の項目も確認しましょう。
新規割が適用されている人
スマホベーシックプランを契約中であっても、新規割が適用されている人は注意が必要です。この新規割、残念ながらシンプルプランには適用されません。
※ 「シンプルS/M/L」へ「新規割」は適用されません。
新料金プラン登場 シンプルS/M/L|Y!mobile より引用
上記のとおり。
ワイモバイル公式のシンプルプラン紹介ページに、小さな文字でしっかり記載されています。
新規割は、加入翌月から6ヶ月間、基本料が700円割引となるキャンペーン。
新規割が適用されている人がシンプルプランに変更すると、月々の支払い額が増えてしまう可能性があります。これはモッタイナイですね。
プラン変更によって適用されなくなるキャンペーンはないか?事前にしっかりと確認しておきましょう。

「縛り期間」と「新規割」に要注意か。
シンプルプランへの変更にあたって気になったことは?
「スマホベーシックプランS」から「シンプルSプラン」への変更に際して、私が気になったのは、
- Yahoo!プレミアムは継続するか?
- キャリアメール(ワイモバイルメール)は使えるか?
の2点ですね。
結論として、どちらも大丈夫でした。
Yahoo!プレミアムは引き続き使えますし、メールアドレスも今まで通り3つ(yahoo.ne.jp、yahoo.co.jp、ymobile.ne.jp)利用できます。
ドコモ(ahamo)の新料金プランは「キャリアメール使用不可」と聞きました。なので「ワイモバイルもあとに続くかな?」と心配だったのですが、杞憂でしたね。よかった。

その他、何かある?
最後にワタクシゴトで恐縮ですが、個人的に2つ、変わったことがありました。
- 通話時間を気にするようになった
- オプションを見直すきっかけとなった
通話時間を気にするようになった
先述したとおり、シンプルSプランに変更して、10分間かけ放題サービスがなくなりました。かけ放題オプションにも未加入なので、通話料として30秒あたり20円がかかります。
自分で納得した上での選択ですが、「今何円だろう…」との思いが、頭をよぎります。笑
オプションを見直すきっかけとなった
シンプルSプランへの変更によって、スマホ関連の契約を見直すようになりました。具体的には、「オプションを外そうかな」と考えています。
現在私は、故障安心パックプラスに加入しています。スマホ本体の保険のようなオプションですが、2年9ヶ月加入していて一度も利用していません。
まぁ保険ってそういうものかもしれませんが…ちょっとモッタイナイかなと感じました。
以上のように、シンプルSプランへの変更によって、月々の固定費を細かいところまで見直すきっかけになりましたよ。
事実確認をした上でシンプルプランに変更しよう

ワイモバイルのシンプルSプランに関する情報を見てきました。ただ、このページの情報は、基本的に私自身にまつわるものです。
契約状況は一人ひとり異なります。
私がいうのもアレですが、ネット情報を「うのみ」にしないで、公式のサポート窓口などを活用した上で、プラン変更を検討してくださいね。
まずは My Y!mobile を開いて、契約プランの現状を把握するところから始めましょう。